タグ:アクション ( 5 ) タグの人気記事

「CALMANDO」第二部まとめ

こまめに刻んでいったほうが順番に見やすいだろうと。ここまでで第二部とします。四コママンガだったんですが、続き物だらけになってきたのでそろそろその枷を外そうと思います。

背景:

遠未来。日本は大陸と陸続きになり、諸国から侵入してきた謎の生物UMAが増殖跋扈するようになっていた。環境省の依頼によって日本固有の種を保つことが目的で各地にUMA狩りをなりわいとする無頼の者が組織だって活動を始めたが、陸続きになったことに端をはっした激しい戦争により国家自体体をなさなくなったばかりか、謎の特殊爆弾の炸裂によって人間は極端に数が減ってしまった。「カタストロフ」と呼ばれるその余波で更に地殻変動も巻き起こり人々はパニックに陥り殺しあうこともあった。

が、そこで生き残った人間は爆弾の発した放射能の影響からか(酷い肉体的ダメージさえ無ければ)不老不死の体となる。半面、生殖能力を失い永遠に荒れた大地にその生をつなぎ続けることになった。

そのころ、UMAの中でもチュパカブラと呼ばれる吸血動物が次第に増殖し、更に急速に奇妙な進化をとげ巨大化するもの(「テキサス・チュパカブラ」と呼ばれ肉食で人も襲う)や空を飛んだり海を泳いだりするものがあらわれ、在来種を根絶やしにしてしまった。中には脱皮して別の生き物に変身するもの・・・主として既存の在来種を真似た姿のもの、たいていは下等動物の巨大化したものであったりするが、かつての「普通に生き老いて死ぬ」人間に脱皮する者(殆ど失敗する)もおり、真の人を造り出す生き物という意味で、一方では人の手によって造られた人造生物という噂から「人造チュパカブラ」と呼ばれるものまであらわれ、人々は種の保存というより生活上邪魔され困っていた。UMA狩りの残党は民間や辛うじて残る地方自治体の依頼によりチュパカブラその他を狩る賞金稼ぎと化していた。彼らは「狩人」と呼ばれた。

これは北海道を根城とした「狩人」のメンバーだった女性の、関東の草原の中での静寂に包まれた生活と、そこにおとなうかつての仲間や奇妙な動物をただ叙述的につづった物語です。

第一部

<第一部からのつなぎ>
さよならバス
天駆けるひと。

<三角錐>






空からきたまれびと
それぞれのその道から

にほんブログ村 漫画ブログへ
by r_o_k | 2007-10-07 18:40 | 「CALMANDO」第2部

ミナミの帝王スペシャルVol.50金貸しの掟

b0116271_181730.jpg


Vシネは初めて見た。しかし・・・vol50からいきなり見ると前提条件がわからないのでバイオレンス描写と台詞でしかついていけない。かなり話自体ちゃんとしていて、意味のないバイオレンスもなく、闇金とインテリヤクザの絡みがこれまた意外と言ってはなんだが紳士的というか、頭がいい。ナニ金を読んでいるようないわゆるあのての手口の表現はいささかあからさまとはいえ、どちらかというと勉強になる。全般、斜め見では案外わからない、ちゃんと見ないと。あと、60作以上のシリーズの中のイチオシ作品として薦められて見たとはいえ、やっぱり、一桁番台くらいは見ておかないと誰がいいもので誰がわるものかが風貌ではまったく理解できないのが難点。これはこっちの問題かも。RIKI自体はもはや存在感だけの主人公になっているようなかんじで、川島なお美がおいしすぎる。ちょっとゴクツマ的な部分もあるけど、のめりこむといっちゃうかもなあ。☆一つ半。闇金規制が厳しくなった時代の辛さもある。
by r_o_k | 2007-07-22 18:02 | 映画

パイレーツオブカリビアン2 デッドマンズチェスト

たぶんシリーズ中いちばん面白いです。スパロウには飽きたけど。シリーズ化って難しい。デイビィ・ジョーンズのチェストっていうから、海難者の魂をおさめた箱のことかと思ったらデイビィ自身ののろわれた・・・あとはDVDで。最後の「続く」って終わり方は仕方ないかな、スターウォーズ以来の常套。

☆二つ半。

b0116271_13593792.jpg

by r_o_k | 2007-07-15 13:59 | 映画

300


b0116271_13224485.jpg


これは正直、びっくりした。びっくりするほど単純で短いストーリー。まるで演劇のように舞台となる場所がきわめて限られている。

でも、おしっこ行きたかったのに、最後まであっという間だった。。2時間が30分に感じた。。

キャシャーンみたいな色調の独特のCG映像美はCG2.0というべきマトリックス以後の新しい映像方向性の模索だろう、そこがたぶん空想的でファンタジー、それも陰惨でリアルなダークファンタジーとしてストレートに訴えてくるストーリーとマッチして、釘付けにされたのだろう。単純だからいいのだ、という映画をひさびさに見た気もする。

しかも勝利で終わらない。しかし将来必ず勝利する。この結末もやられた。


頭でっかちのスマートなメガネが活躍するヲタク映画が多い昨今、こういうマッチョな映画が出てくるのは必然だったのだ。これは健康的、監督がゲイとかヲタク的なきめ付けを言っちゃ駄目だ。ゲイだからなんて短絡は不毛。男性性への回帰をうたってひたすらジム通いするたぐいの監督は健全な男子だ、そういうかつての健康的なアクション映画への回帰が必要だったのだ。頭なんてあとからついてくればいいし、博士君がいればいい。だって戦争って軍師と戦士が組んで行うものだ。軍師がいなきゃ戦士だけでいい。エリート主義とか人殺し是認とかスパルタにはいろいろ問題はあって、この映画もスパルタに無条件に共感なんかできやしない。しかし、映画というマジックの真骨頂・・・善悪の彼岸をこえたところでインパクトがあるのだ。考えさせられる映画だってあったっていいけど、考えなくても入ってくるのがほんとの映画だ。

しかし考えてみました。こういう聖人君主なんて古今東西ありえない人間社会の真実を、それでもなんとか最大公約数的に善の意識を共有しようと努力するということでなんとか成り立ってる人間社会を、そのまま過去に遡ってストレートに示している。これはやっぱり考えてもちゃんとしてる。監督はたぶんそこまで考えてない。でも、真の作品は作者を超えるものだ。さいきんの映画の流行として確かに善悪の境をあいまいに描くってのはあるんだけど、ここまではっきり人殺し集団を義と描かれると、ああ、戦争ってこういうもんだし、人間はしょせんエゴの上でしか生きられない、そのエゴをいかに美しく納得させるように表現するかというところで、民主主義は成り立ってきたんだ、というとこまで思いはせてしまった。

科学が太刀打ちできない宇宙人侵略にマッチョが立ち向かって勝利する、みたいなアメリカンな感覚の映画が私はけっこう好きなんだけど、これはもろにマッチョが勝つ映画で、ロードオブザリング的な魔物がばったばったとやられていく(無茶なシーンだけど)。史実といいながらけっこうファンタジーな怪物が多いけど、また、映画好きが作った映画だなあというところもけっこうあって、オマージュがちりばめられてます。細かくは忘れたけど、矢が異常な数飛んできて立ち往生するのは中国映画のなんだったっけ、HEROかなんかのラストだよね。あれは昔から西欧の中世ものにはあった表現だけど、CGでやられたのはあれが最初だったなあ。ノートルダムのせむし男も出てきますね。ユダとして。ああ、もっと面白いとこ気づいたんだけど忘れた。ああ、グラディエーターとトロイのアクションの影響はもちろんある。ハリウッド往年の聖書モノもね。

しかし、映像的インパクトが強すぎて筋が小粒なのは否めない。☆ふたつ半です!
by r_o_k | 2007-07-11 13:03 | 映画

ダイハード4.0

b0116271_12403126.jpg


ノンストップ活劇。長いし単純だけど、人たくさん死ぬのがさいきんの映画では珍しく、ダイハードらしい「痛さ」の表現も1作目ほどじゃないけど合格点。とにかく「僕は死にましぇ~ん、丸坊主だから」というちょっと太って役作りしたブルース・ウィリス、ブルームーン探偵社のころの面影ゼロだけど、娘が立派に成長したからいいか。さいきんヲタにおもねったネットネタがどこでも横行してるなあ。ヲタはマイノリティだからクオリティを保てるわけで、一般的に拡散してしまったら凝縮力がなくなる。いいことないのに。まひたすら消費するメディアである映像系作家さんには旬のネタだからいいのかね。ここではヲタはかなり好意的に描かれてるけど、相棒の若いやつの演技が見事。気持ち悪いインモラルなネットヲタがリアルとモラルに目覚め好青年になってく過程はなかなかいいかんじ。ちょっと誇大妄想的というか、さいきん辟易するくらい多い「バーチャルと現実が混乱するネタ」がやりすぎていて、最後のほうはその大規模テロを現実のものとして描ききれずに、単にウィリスのアクションだけに焦点が当たり殆ど筋から外れてしまう。ミッションインポシブルや007へのオマージュみたいな感じもするけど、そもそもダイハード一作目へのオマージュが激しい。これはダイハードマニアだった監督の好き好き光線がなせるわざで、映画愛に満ちた映画作家の作品はそれなりに感動的なもので、マニアックな小道具やせりふひとつまで楽しめるテンションの高さがある。私はこういうのは好き。「アルマゲドンだよ!」<ちょっと言わせすぎだがウィリスに対して。


☆ふたつ、です!
アクション好きはノンストップで楽しめます。リアル好きは「こんなんアメコミだろ」の連続。げんじつにはありえない描写ばっかり。
by r_o_k | 2007-07-07 12:27 | 映画