<   2009年 11月 ( 29 )   > この月の画像一覧
四コマまんが

むしゃくしゃがおさまらない夜は朝まで

昼かなり立腹帖だったわけです。買ったCDがだぶってて更にさらに。もやもやを忘れるため何かに没頭したいときに限って、時間の都合上できない、結局のりきれないままてきとーなヨンコマ...

2009年 11月 30日

怪物図録

旱母

本草の山操の項目の下に「旱母」というものがある。身の丈計2,3尺で裸、頭の上に目があり走ること風の如く速し、という。よく人の家に入り姦淫をなし、火を放って物を盗み、人に害あること甚だしい。また、...

2009年 11月 26日

怪物図録

隠身術(隠蓑)

隠蓑というのは中国の「隠レ身ノ」術を日本語に移し変えるさい似た響きをあてたものである。華厳経には「安巻那」という薬が出てくる。目に塗ると他人から見ることができなくなる。抱朴子には、1000年を経...

2009年 11月 25日

怪物図録

槌子坂

金沢城下小姓町の中ほどに槌子坂というなだらかな坂がある。草が茂り水が流れて昼でも何か気味の悪い道である。ことに小雨が降る夜中などたまたま怖いもの知らずの人など通ると、ころころ転がり来るものがある...

2009年 11月 24日

怪物図録

疱瘡の疫神

日本の疱瘡の起源は推古34年とわかっている。この年米穀不作のため、三韓時代の朝鮮半島から米粟を船170艘ぶん取り寄せた。その中に三人の子供がいて、病にかかった。一人には老人、一人には僧、一人には...

2009年 11月 24日

怪物図録

東方の大魚のお産

正和壬子の年4月12日、相模の海水の色が赤くなった。西は伊豆/静岡から、東は関東/房総に至るまで海浜300余里の間、朱い泡波が茫洋として漂う。人みな驚き怪しみ歎いた。虎関禅師が福山にいて、海辺に...

2009年 11月 23日

怪物図録

狐魅截髪

髪切りという事件が江戸から明治にかけておおいに流行った。往来で歩いているとき、寝ている間、いつのまにか髷や結い髪を切り落とされる。髪は文字通りの命と考えられていて、それらは今もたまに起こる事件の...

2009年 11月 22日

怪物図録

龍燈

肥後の海中に現れる。大海の上に、夜中火が燃え出ること、人々語り伝える。今は滅多に出なくなったので詳細は誰も知らない。西湖の水灯なる怪火、景行帝が西国巡行のおり海中に見た知らぬ火から「火の国」則ち...

2009年 11月 19日

怪物図録

生きながら鬼女となりたる者

享保のはじめ、三河の保飯郡舞木村の新七というものの女房いわというもの、年25。京都から嫁いで来たが、常に心が刺々しくヒステリックで夫、気に病み失踪してしまった。あとを慕い追っているうちに静岡の新...

2009年 11月 19日

怪物図録

身替わり天狗

正徳の頃、江戸神田鍋町小間物商の14、5歳の調市、正月15日の暮れ方に銭湯に行くと言って手ぬぐいなど携えぶらり出て行った。少しして裏口に佇む人がいた。誰だろうと咎めると、先ほどの調布であった。股...

2009年 11月 19日

怪物図録

腐骨瘡

腰周りから下、股脛の間に理由もなく大きく腫れて、4、5日のうちに破れて膿数升が出る。毒消し薬を服用して膿を吸い出し、膏薬を貼っておくとよい。しかし、流行り病のため、軽くて1年、重いと3年にして初...

2009年 11月 18日

怪物図録

九人橋

加賀の味噌倉町という武士町に九人橋という小さい橋がある。昼夜を問わず、十人並んで渡ると、影が一人足りない。九人ぶんしかない。不思議と思う人々が試しにいろいろ渡り直しても、ことごとく足りない。不審...

2009年 11月 17日

怪物図録

蠅池の神蛇

越中蓑谷山の頂上にある蠅池は広さ三百七十間四方で鏡のように満々と水を湛えていた。この池には神蛇が住む。毎年7月15日の夜、容顔美麗な女体が現れ、池の上で一夜遊び楽しむため、人を制し登山を...

2009年 11月 17日

怪物図録

飽海神軍

出羽国庄内飽海社は大物忌大神と号され、祭神は倉稲魂神である。年に一度、風が激しく震動して、天気がいつもと違うことがある。そんなときは、雪や霰に混じって、矢の根が降る。これを神軍と呼び地元の人は非...

2009年 11月 16日

怪物図録

洋中の新堤(海市)

薩摩の小敷島の沖で漁師が何かを見た。皆が不思議に思って近づいてみると、洋上に堤がある。松の板を釘で打ち付けた中に、堤防を築き、上に7、8尺の松を植え、芝草を敷き詰めている。長さは3丁ほどだが、海...

2009年 11月 15日

怪物図録

牛の鼻の歌

静岡に牛の鼻というところがある。20年前にその上の絶壁が欠けて落ちた。すると壁面に歌が一首現れた。ありありと見える、という。よぶ牛の鼻の車に法の道引れてここにめぐりきにけりこの歌、大昔からこのあ...

2009年 11月 15日

怪物図録

古壺

豊後の某村に、いたって粗末な古い社があった。中にはただ一つの壺があった。ある時一人の乞食が住み着き、時々村中に出て食を乞う。ある日、里正が乞食を見ると、伝来の壺に酒を買って入れていた。他にも目撃...

2009年 11月 12日

怪物図録

血余

江戸某の婦人、髪の長さ9尺余りもあり、引くと更に3尺過ぎる。月に3、4尺切るが、すぐさま3、4尺伸びる。ついには剃って尼になった。昔一人の婦人、髪を結って寝ると一夜にして解けてしまう。果たして夜...

2009年 11月 12日

怪物図録

異像

肥前の佐嘉から西6里の多久というところに四本柱の堂がある。そこにまつられているのは古い木像で、何ともわからないものである。時に見えなくなり、また現れる。村人たちは路傍などで見かけることがあるとい...

2009年 11月 11日

怪物図録

地縮

倶利伽羅山のあたりに起こるという。蜃気楼に似て、晴れも曇りもしない穏やかなとき、見たことも聞いたことも無いくらいの遠い深山幽谷が目のあたりに見え、山木の数々から谷川の流れる音まで間近に聞こえる。...

2009年 11月 11日