カテゴリ:<風流>怪奇漫画落之書( 63 )
<風流>怪奇漫画落之書

予言獣、大いに困るの事

2008/8/4これは元ネタを知らないとわからないかもしれないな。19世紀に入り江戸も幕末へ向けて混乱してきたころ、おかしな流行神がさかんに取りざたされる中、悪疫の予言をする怪獣があらわれたとい...

2021年 02月 02日

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「絡み付く亡霊」

2008/7/22鼓村雑記より。この話はもっと大事に描きたかったけど、ついつい山本直樹先生の自選集を読んでいたら抒情的なえろ話がかきたくなってしまって、それなら服装の時代考証もいらないから全裸に...

2021年 01月 28日

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「水葬草」

これ、ほんとうは真ん中の漢字が「葬」ではないんですけど、みずしぐさ、って語呂がいいからこうしました。中国の志怪小説からですけど、これでも十分変で不自然ですが、もっと変です。会話が多くなってしまう...

2021年 01月 26日

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死んだ男が妖精の国にて

妖精は死者の世界のものであるという例です。古イングランドでは不審死、突然死は妖精に魅入られ魂を連れ去られたのだと解釈されることがあり、「妖精の国に行ってしまった」と噂されたりした。妖精は古墳や廃...

2021年 01月 24日

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「妖精ケルピー」

これも原話がこのとおりなわけであって私が公序良俗に反してるわけじゃないよ。良識の証拠に(特に最終コマの)色付けはやめといた。高踏的なトラバセンターはほっといて(けっこう傷ついてる)路線を貫きます...

2021年 01月 23日

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「かえってきましたよ、私」

まずはぜひぜひぽちりとお願いします<(平伏)>ブログランキングに参加しています。・・・この話、転生譚にしてはおかしいと思いません?もちろん原話はシンプルで、疱瘡でなくなったはずの頭のいい子が歩い...

2021年 01月 23日

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「あしあらい」

妖怪なんていない。幽霊のようなたぐいのものや、少し常人と違う実在の人物や、野獣が、余りの異様に変化してしまった姿や性格をもって、異化されたイメージに貼り付けられた、民俗学的な定義方法にすぎない。...

2021年 01月 22日

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窮する村、人を冷凍し年を越すの話

奇妙な話がいい、人が死ぬ話は厭、となると江戸怪談はかなりのものが削がれてしまうことに気づかされます。江戸はパラダイスなどではなかったのです。死ぬ社会だった。死ぬ話を避けて奇妙な話を求めているうち...

2021年 01月 22日

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「切支丹の指」※切支丹坂地図追加

もはや怪談でもなんでもないわけですが・・・あたためすぎて腐ってしまったなあ。おそまつくん。あ、文章かかないとあらゆる意味でだめなのか、ブログって。えーと。切支丹は禁制でした。小日向は江戸初期に切...

2010年 10月 05日

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”菊地さん”の話

ちょっと毛色の変わった書き方をしてみました。長田幹彦「私の心霊術」より「数少ない」心霊術の部分を抜き出して編集。かなり編集してます。最後のコマは少し迷いましたがちょっと怪奇的にして含みを持たせま...

2010年 09月 30日

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「力ばか」

ご存知、ハーンの「怪談」より「力ばか」。名筆のうえに名訳がついてるわけで格調が違うからなかなか描き方に苦心してしまう。スピンオフみたいな編集をしてしまった。類話の多い江戸時代の都市伝説みたいなも...

2010年 09月 29日

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拾った仙人の話

江戸時代の話と言っても通用しそうなものではあります。とにかく酒を飲むわ料理を飲むわ女を飲むわ、吐き出すわでてんやわんやな仙人ですねえ。というか仙人かどうか定かじゃない。ここでは樹の精ということに...

2010年 04月 02日

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僧、酒石を飼い身を滅ぼすの話

酒をうわばみのように飲む人間は飲めない人間から見れば異形のものにうつります。これは酒に強いということの理由を超常現象に求めたような話。元の話は少し違うのですが、いくつか異説があるみたいですのでま...

2010年 04月 02日

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小日向で竜が昇るを助けるの話

ブログランキング参加してます、ぽちりとぜひ;竜が昇天する話は中国伝来かと思われますが日本でも中世よりよく語られていたようで、江戸時代以前の文献にもしばしば登場します。ただ、竜巻などの自然現象と片...

2010年 04月 02日

<風流>怪奇漫画落之書

「越谷の怪物」

江戸末の流行神、都市伝説「貧乏神」を結局こういう翻案にしてみました。いろいろ考えて結局オチは無いほうがいいという結論で、この線で。不吉のヨカン、という不安感の物語は難しいけどいいです。ブログラン...

2010年 04月 02日

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「百鬼夜行」

町人なんだか武家なんだか上級なんだか下級なんだかわからない主人公をいちおう片付けます。下書きではなく、書きながらコンテとしたもので、いつもの「そのうちいつか」というやつですよ。だからいきあたりば...

2009年 03月 06日

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「そば女郎」

江戸時代の幽霊にはちゃんと実体がありました。これ、江馬氏も三田村氏も書いていたと思うけど、じっさい読むと幽霊と大喧嘩なんて話も出てくる。無論脚色なんですけどね。あと、田中貢太郎氏の著作を読めばわ...

2009年 02月 24日

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「地獄在りや無しやのはなし」

原典忘れました。ひさしぶりい。なんだか糞詰まりのように残していた話。。ひさしぶりに攻殻機動隊を見ていたら何かかきたくなったのでかいた。まあ糞なので三十分でひりました。長々と抱えていたわりには簡単...

2009年 01月 21日

<風流>怪奇漫画落之書

「お部屋サマ」

細部を省略しましたが省力しすぎて親指の位置が逆とか手がいーかげんとか服装や髪型がむちゃくちゃとか建物の構造が不可解とか一切気にしません。まさかこの「遊び」が今もって行われているとは「江戸東京の噂...

2008年 10月 12日

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牛坊主、業の言い訳を垂れるの話

この話は羽前最上郡の浄土宗の寺の話として伝わるもの。僧侶が牛に生まれ変わる話は他にも多くみられ、ものぐさ坊主を諌める話として悪評たつ宗派が暗喩されたり、何らかの理由がつけられることがあるが、明確...

2008年 09月 02日