狐の気魅悪いこと

気になりだすと停まらない。ほったんは藤澤衛彦氏の変態伝説史をよんでいて新著聞集にでてくる、夢の中で冤罪を晴らす狐の話がどこの何狐だったか思い出せず、とくにその手下が女郎に化けてちょろちょろしたという小女郎坂の場所を推定したかったのもあるが江戸名所図会から大正期の帝都地図と現代地図をさんざ照らし合わせて、今のお茶の水女子大あたり一帯にあった安藤対馬守大塚領地の稲荷社・・・吹上稲荷?大正時点で既に残骸化していたとある・・・とはわかったが名が知れない。新著聞集では日本橋蠣殻町下屋敷に勧進した屋敷神がメインになっているがこちらはおそらく消えたか千代田稲荷あたりに合併されているのだろう。名がわからないのは気味が悪い。新著聞集が手元にないのが問題ではあるがこれだけ周辺資料があるのに社も狐も固有名詞がいっさい出ない。

小石川から茗荷谷、大塚はきびのわるい森谷の地があった。狐が多かったのも事実でキリシタン屋敷址も近く下れば澤蔵司がいて昔はマリヤ観音のほこらもあったと記憶している。しかしここまで周辺話は出るのに義理だてをして坂下門外の変の前日には下屋敷まわりで手下がさかんに鳴いたというその大老狐、たれか。

疲れて本を閉じ寝るしたくをする。


枕元にあった鏡花の雑文集が目に留まる。ひらかれたページは「百物語」。

・・・大塚で怪談狂歌会をひらく話だ。

しかも大塚の女郎話がまくらになっている。小女郎坂をさがすのが発端だったのだ。

狐の気魅悪いこと_b0116271_01082756.jpg

きつねは憑かれはじめたら怖い、京都で二回青梅で一回ひどくやられた私は早晩寝ようと時計をみたら丑三つ。


三はり除け
丑できつねをふうじ米





米は稲荷デスヨ。

by r_o_k | 2008-11-09 02:36 | 不思議 | Comments(0)

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