一次資料や、まだご健在のかたの直接の意見とか、興味があるならとうぜんあたるものだ。まさかネットだけで完結するような真似はしない。
倒幕の気運高まる時期から維新、薩長による支配体制、その消滅と前後しての日清日露戦争あたりまで辟易としながら、埃臭い古本を山のごとく読んだものだ。この国の上には血なまぐさく死を是とする武士なる不条理な支配階層が連綿と居続けていた。自由民権運動やらプロレタリアート運動やらも結局、江戸時代の侍的な思想を根本から変えるにはいたらなかった。先の大戦という言い方をさいきん何故かみんなするようになったけど、その終わってしばらくまでも、武士の思想の暗黒面はまったく姿を変えずにあったわけだ。
幕末が嫌いである。維新派のやり方が嫌いである。維新は無血革命なんかではむろんなかった。血は既に流れるだけ流れきり、あとは形式だけで取り繕われた。そんな状況から、先の大戦にいたるまで、上の人たちのメンタリティはきほんは変わる必要すらなかったのだなあなどといいかげんに考えたり考えなかったりラジバンダリ。
http://ishiba-shigeru.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-8451.html
を読みながら、うーん、どっちもなあ・・・と思ったけど、いいや。
でも問題はオバマ次期大統領の命。
アメリカでブラックが大統領。
ケネディ以上に難しい問題だな。
あの力がまた動くのかな。
ひとことだけ。戦前ってどこからどこまでをいっているのか、たんに太平洋戦争前夜みたいな感覚としたら歴史を断層的に見過ぎ。昭和初期だけ見て戦前と語るなかれ。恐慌より共産主義いっぽうデカダンな風潮に「軍靴の音」渋谷なんかに響いた挙げ句、みたいなとこですら、個人的には表徴にしか思えない。軍隊なら庶民も武士になれる、さあ武士になったのだから武士の美学を以て氏ね、ウツクシイ日本は皆武士のコウマイな誇りのもと天子を護れ火の玉になれ、、、あほか高級士官、元官軍。維新は武士が天子をかついで武士を倒しただけ。
自衛官は軍人ではない。
単なる公務員。
どんな思想を持っても別に構わないと思うのだ。
俺は彼が自分の意見を発表した事自体が良い事だと思うのだ。
内容なんてどうだっていいのだよ。
どうしてそれが判らないのかなぁ。
あぁいう事が出来るって事の素晴らしさをなぜ理解しようとしない?
素直にストレートに俺はうれしい。
日本は自由な国なんだって事がはっきりしたから。
彼の発言の内容の良否なんてどうでも良いのだよ。
違うかな?
何をそんなに激しく反応しているのかな?
俺には全く理解できない。