
下書きしないでかくのは失礼じゃないか俺。いきおいがなくなるのが怖くてついつい目測で下線もひかずいきなりかくので、中心がずれたりするのであった。。
蝙蝠、同じシナリオで描き直したというかんじで、舞台装置は昔のほうが好きだったけど、奥行きや絵の深みがぜんぜん違う。どちらも捨てがたい、昭和レトロなら(うちの親にきくかぎり昭和レトロというのは戦前のことを言うらしい、30年代は現代だって)古いほうが絵柄にもかかわらず何か強くインパクトがあったし、純粋に絵の心地よさ、アート性の高さからいったら今のほうがだんぜんにいい。もうマンガと呼ぶものなのか、いわゆるメビウスみたいなアーティストの方向なのか・・・既に初期からアーティストの方向にあったのは明白なんだけど、前回シリーズと格段に違うのはムンクが無いところですねえ。
どっかに書いたけど、ポニョ見て、あの手描きふう背景とベタ塗り人物とCGアニメの合成ぶりが、今の葉介先生の有機的な墨絵(粗目画用紙)と無機的なペン(ケント紙?)画の合成ぶりを彷彿とさせて、そこを如何にスムーズに融合させるかだよなあ、どちらかに偏ってしまうとくどかったり飽きたりする。一年読んでなかったけど、一年ぶりに見る先生の絵はもう見事に融合して、いい意味で省力化もされ読みやすい。それにしても表情とかポーズとか、真似できたもんじゃないですねえ。顔だけじゃない、体の動きですよ。
失敗例1
失敗例2
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先生への差し入れ、半年もやもやしていたのでもう渡したいから、いっそコミケに行ってファンクラブに預けてくることも考えてます。確実に届かせるにはそうするしかないよなあ。先生に会えるか会えないかは運だし、ああいう場は苦手なのでさくっと。
コミケってこわい・・・
イラストを見るとなんか影響を受けた人の画風がちょっと見出せるような感じ。
男の絵にはちょっと松本零士が入っている感じ。
アシスタント募集しているじゃん。
どう?

赤塚氏の弔辞を読んだあと、何事もなかったようにいいともに出ていた。
さすがである。
プロだ。
赤塚氏の作品だからこそ絶対にいいともでは涙を見せないのだろうな。
職人だよ。
一発芸だけで生き延びようとしている最近のお笑いよ。
よくタモリを見ておけ。
あれが職人だよ。