ダンセイニ再見(題名がバグってたので修正)

ひさしぶりにダンセイニの掌編をめくってみました。まー駄作や凡作もたくさんあるけどいいものはいいです。変に長いものより、コンテだけのもののほうが好きだな。
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「五十一話集」を読んでいると、「夢十夜」や「冥途」を思い出してしまう。夢にもとづく作品を少なからず書いているが、あけすけに批評精神にのっとったもの・・・詰まらない・・・と文明化への反感が直接的にあらわれたもの・・・漫画的だ・・・と、

理性より完全に自由な「夢」によるもの・・・意味不明・・・がある。

この最後のが、何とも言えないほどいいんですね。分析不能というか、まだ理性に昇華できていないもやもやした考えが画像となってあらわれ、描写したとしか思えない。パン(牧神)に象徴される「前文明のもの」が何度も出てくるけど、紋切り型の描写をされない。いくら文明に殺されても生きている、という今やファンタジーにはよくある形式もあらわれるけど、中にはなんだかたんに死んでニンフの踊りに生き返る、というだけのものがあったり、解釈の余地がありすぎる。こういうのはいい。

私もかつてあこがれて書いてみたけど、周囲には殆ど受け容れられなかったな。ここの相当前にも持ってきてある。

「成層圏の幽霊」みたいな疑似科学ものは荒俣先生なんかの大好きな世界だろうなあ。疑似科学をやっきになって殺そうとする科学的批評家たちも、文系人間の面白がりの精神はなかなか排除できない様子だ。

想像力が凄いね。貴族の閑は文化の泉だったわけだ。そして、生活に苦労しないですむがための精神的余裕が、周囲をゆっくり見つめる目を養い、反近代化的な考え方に結実している。もちろん理想主義的だ。

英国近代文学ってでも、なんか似たようなテーマが多いといえば多いし、逃避的なファンタジーや復古主義も多い。存在しない太古の地球を想像して書いた作家って、案外たくさんいたのです。ラヴクラフトら恐怖作家やクラークらSF作家はそういった素地に開花した。

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Commented by kenz_freetibet at 2008-04-09 22:43
マウスコンピュータから修理に出していたパソコンが戻ってきた。
電源入れてセットアップしてウイルスバスターの新バージョンを入れた途端トロイの木馬検知。
思わずマウスコンピュータのサポートに対してどなったけど、どなりながらふとウイルスバスターの方を疑った。
それでマカフィーの駆除ソフトを入れてみた。
あっと今に駆除したけどどうもバスター自身がウイルスだったようだな。


深海の巨大生物の映画があったもいいと思うなぁ。
別に人類に危害を与えない深海でじっとしている生物。
ジョディ・フォスターが生物学者に扮して潜水艇に乗り込むと言うありきたりの設定で作ってほしいなぁ。
この手の映画はジョディに限る。
Commented by 岡林 at 2008-04-10 00:07 x
ウィルスソフトはそれ自体がウィルスみたいなもので、相性があわないと厄介ですよね。さいきんは最低限機能の軽いもののほうが使われるようで。巨大生物ネタは昔の星野宣之先生の独壇場だったような。
Commented by kenz_freetibet at 2008-04-10 00:46
この世には棺おけに入るまで黙っておいた方が良いって話もあるんだよな。
レオーネ・マジエラさんよ!
分かってる?
なんでも暴露すりゃ良いってもんじゃないぜ。
Commented by 岡林 at 2008-04-10 07:58 x
やっぱり、と言うかあの状況でオケがまず楽器を弾けることがおかしいとリアルタイムで思ってましたし、パヴァロッティがあの健康状態であの場でよく、との疑念はけっこう出ていたかと。最初パヴァロッティのかわりに指揮者が歌った、という話かと思ってびっくりしました。
by r_o_k | 2008-04-09 21:45 | ゴタク | Comments(4)

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