揺りかごから酒場まで☆少額微動隊

岡林リョウの日記☆Twitterまとめ日記。過去旅行の整理、歴史・絵画など。

怪奇百物語・川父

土佐の妖怪絵草子にあるもので、殺された渡し守が川底に沈んだまま、腐らずに留まっている。そしてときどき岸にあがっては、苦しい声をあげたという。普通川に浸かった屍はすぐにふやけ流れが速ければ骨となる筈だけれど、水底でミイラになっているというのは不可解な状況。しかも江戸時代の土佐だから、水底まで透けて見える清流だった可能性は高いわけで・・・何らかの理由でそうなっていた屍があった、というところが原話だと思うのだけれども、なかなか奇怪な想像をかきたてられる。
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太平記の佐々木三郎盛綱の渡河の話と絡めて書かれている。山父と対照的な名前であることから、妖怪としては、伝説と伝承を結びつけて創作されたものかもしれない。
by r_o_k | 2008-02-26 01:06 | 怪奇百物語 | Comments(0)
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