揺りかごから酒場まで☆少額微動隊

岡林リョウの日記☆Twitterまとめ日記。過去旅行の整理、歴史・絵画など。

怪奇百物語・足洗い屋敷

江戸の本所七不思議では本多屋敷(江戸時代の旗本屋敷はしょっちゅう屋移りしているので原話の発生時期が明確にならないと場所特定は困難)にあらわれたものが数えられている。毎晩天井から大きな足がさがって、轟音天を衝くように「洗え!」という声がする。家人それを洗うことを日課とする。かなり不可思議な話で荒唐無稽、しかし類話は明治時代以降までも各地で語られたようだ。いわば今で言うところの都市伝説で、江戸で聞いておもしろがった旅人が吹聴して回ったものが各地に残ったり、再話されたのでしょう。血だらけの足とか、一箇所にとどまらず各家々で出て、洗ったら二度と出なくなるとか、派生した話も伝わっています。
怪奇百物語・足洗い屋敷_b0116271_2127493.jpg

あきらかに零落神、屋敷神のたぐいが元だと思われ、鬼であるとする話も確かあったと思います。案外、理由あって盗賊かなんかをかくまっていて、その身支度を手伝わされた使用人が妖怪として吹聴したのかも。
by r_o_k | 2008-02-18 21:30 | 怪奇百物語 | Comments(0)
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31