日暮れのかもめ2
2007年 09月 22日
「スクランブル~~~~~~~ダァッッッッッシュ!!」
となるのだろうか。
チュパウィ~~~~~~~~~ング
でもよさげ。
それと同時に翼の仕組みを理解しようとしている自分が悲しかったよ。
イノセンスだったよw
いろんな意味であらゆる意味で答えを見つけたよ。
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/ghibli/cnt_challenge_20040224.htm
>実際は飛ばないが、飛びそうな感じを出すのが難しい
これ、まさに宮崎アニメの鈍重な飛行機デザインですね。ファンタジーが圧倒するあの雲の世界から脱却するには、堕天使になるしかないということですか・・・しかしそれも「エイリアン」でギーガーらがやっていたこと(ギーガーの活動はもっと前からですけど)・・・あれの高精度化というイメージこそあれ新しさは余り感じなかった。だいたいエイリアン自体「ブレードランナー」と同じ年でしたっけ。
どの業界でもよく言われることですけど、まあ、才能の裏付けが無いと無理な話なんですよね。世に若き勘違いが多すぎる。これは結果論です。何かしらの説得力がなければ現場は動かない。
>「宮崎駿さんは動画の枚数だけ絵をしっかり動かす。押井作品は水面のさざなみ、空気のかすかな動きなど、観客が気づくかどうか分からない情感に力を入れる。絶対にあってはいけない2Dと3Dのミスマッチ感さえ、今回はあえて利用した」
時代差なんじゃないでしょうか。宮崎アニメの前には(テレビはともかく)手塚アニメ=ディズニーアニメのあの異常な細かく活き活きした動きがあるわけで、また、意味のない動きをこめられるほど時代が豊かではなかったんだと思います。
・・・ラピュタを見たとき「SW帝国の逆襲だあ」と思いました、フラッシュ・ゴードンの映画版もラピュタの前じゃなかったでしょうか、雲と空が映画で流行ったころで、SFXという言葉が活き活きしていたころ、しかしそのずっと前に電気羊は実写化されており、この電気羊の延長上に展開される押井世界はいったいに新しいのか旧いのか、描写や手法的なものをこえて少し疑問に思うニューロマンサーな私です。
あれは白バックで合成映像を可能とする技術がいちおう見て違和感なしに可能となったどっちかというと技術主導の流行で、ファイアーフォックスが最高とされてたような気がします。
飛ぶのは夢です。実体は箱の中。もっとちゃんと飛ぶ絵をかいてみたいなあ。フラッシュ・ゴードンの飛行シーンが案外好きなんですねw
映像はそのアクセントかな。
それに尽きると思います。案外昔の作品のほうが評価されたりするのはそのあたりのバランス感覚でしょうか。控える映像陣が凄すぎて、本人の思っていることとひょっとしたら乖離してきている気もしなくもないです。
>シド・ミードといえばガンダム実写版デザインをほうぼうに持ち込んで結局失敗したという都市伝説で有名な・・・
こう言った営業面での事はちょっと違うようなw
あくまでもブレードランナーでのイメージだと思うよ。
キャメロンが漫画ヲタクで寄生獣を連載で読んでた、それがターミネーター2のCG男に活かされてる、という都市伝説もありました。キャメロンがじっさいに日本のマンガに詳しいというのは事実みたいですけど。そのキャメロンが撮ったエイリアン2で、ガンダムが晴れて実写化された、とか言われてたのも日本ヲタクだけの間だったんじゃないでしょうか。