揺りかごから酒場まで☆少額微動隊

岡林リョウの日記☆旅行、歴史・絵画など。

プロフェシー

オカルト作家キールのメタドキュメンタリー本「モスマンの予言」を何と映画化するという素晴らしさ。括りは幻覚映画。コミュニオンやロズウェルと並んで私は三大無謀オカルト本映画と呼んでます。これもねえ、深夜の映画館で一人で見るといいのですよ、自宅でテレビじゃちょっとせせこましい感じがする。嫌な予感、中身の無い暗示、ただ暗い不気味な雰囲気を楽しむ映画です。UMAモスマンをたんに怪人「蛾人間」と認識していた人は、MIB張りの不可解な「異次元的な」存在として再認識することができるでしょう。これ、今見るとそうでもないんだけど、今はなき東急文化会館の映画館で、平日の真昼間に見たときは物凄く印象に残ったんだよなあ。余韻もあった。オカルト好きは特典映像(モスマンのドキュメンタリー)必見。幻惑するだけ幻惑してほうりっぱなし、という面では「ブレアウィッチ」モノの延長上のものではあった。このころの映画は独特の不思議な静謐さがよかったなあ。
2006年10月23日 00:19

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by r_o_k | 2007-08-05 21:22 | 映画 | Comments(0)

by ryookabayashi