とにかく画面が単調。色調が単調なのは1作目からで、私は絵で見てしまう人なので1作目ですでに半分寝てしまっていたのだが、今おもうと出来は1作目がいちばんよかったのかも(絵的好みは二作目が圧倒的、クラーケンと海のオバサンじゃあクラーケンのほうが見栄えするわな・・・あっさり冒頭でクラーケンが「ブロブ」と化してたのがざんねん)。踊りを見るもしくは演劇を見るように動きや画角はすごくかっこいい。しかし中身がない。いや、面白い部分はいくらでもあるのに、その萌芽を生かしきれてない。どうでもいいキャラの描写に使ったりするのである。整理されてない映画だ。スターウォーズの影響が強いと個人的にはおもった。強引なつじつまあわせは最初のシリーズ、絵的には、物語的にも、出演者の設定的にも新しいほうのシリーズを思わせる。剣劇だし、スターウォーズ自体がかつての海賊活劇を目してるものだからねえ。しかし砂漠まであわせることはないでしょ。。スパロウにも飽きた。本家キースと比べたら余りにキャラが浅いのが見えてしまう。二作目のほうがなぞめいていた。
それに何より、なんでスパロウは簡単に生き返ったのか・・・
つじつまはいろいろかんがえるとあわない気もする。
☆ひとつ。チョウ・ユンファもかわいそう。そりゃ中国怒るわ。


実際の話は倭寇は海賊と言うよりも貿易商人で後には中国人が中心となっていたから厳密な日本の海賊ではない。
そう言った歴史に基づいているのだけどなぁ。
と、信じたいのだけどw