2022/5/5坂東累ヶ淵と祐天上人と平将門影武者の墓千姫と角大師の旅【茨城県守谷・水海道】
2022年 05月 06日
鬼怒川近くの法蔵寺は祐天上人の累供養で知られる。醜い子を淵で殺すと何代も祟り、たまたま江戸のゴーストバスター祐天上人が来たときこれを解脱させることに成功。浄土宗きっての伝説とされ、後代になり馬琴が北斎の挿絵で読本にしてリバイバルヒットしたものが今よく知られる芝居のもとになっている。鬼怒川沿いの境内の東裏あたりが累ヶ淵というが道なく近寄れない(近世前期の話ゆえ鬼怒川の流路も淵自体も変わっていると思われる)。境内は広く整えられ奇麗だが森中ひっそりし、縁日には祐天上人の数珠や累曼荼羅、像が開帳されるらしい(テレビには出ることがある、祐天上人の骨があるとも)朱印もあるそうだが人気がなくあきらめた。助の墓石には単刀真入童子(字は変えてある)とある。板碑は複数の名前があるかもしれないが菊。 https://pic.twitter.com/BnShKIDLD1
しかし、累さん、いたずらがすぎます。 https://pic.twitter.com/NNyXaLpx7B
鬼怒川は荒れ川なので、累ヶ淵の現場は近寄れません。そもそもどこなのかよくわからないけど。 護岸のため植林されたところのようです。この写真は色々取り混ぜた。https://pic.twitter.com/71GAXsGfor
古墳群があり石棺残骸が放置してある。この辺に多い石仏の祠も境内に乱立している。かつての札所的な刻銘ある石仏もある。また門前に2組ほど石仏があるが、門に向かって右の恐らく子安観音(嘉永年間の女人講)は独特で、破損ないし意図的に欠かれて元元どこのお寺に向けて作られたものかわからない。
農道のような道を進むと、累を解脱させた祐天上人の逗留していた堂のあった弘経寺がある。ここは古い門や鐘楼が近年失われ、立派な本堂にも人気はなく残念だったが千姫の分骨を祀っているといわれる。お髪塚と言われていたが骨が出たそうだ。山門に千姫の足跡もあったそうだが材木は秘蔵された。 https://pic.twitter.com/KnXZ4YZ4EL
力石もある門前の祠なぞの広場 https://pic.twitter.com/87T121qDXA
さらに散歩道をずっと歩くと、安楽寺元三大師堂。いわゆるおみくじの講で栄えたらしい(そも比叡山はおみくじの元祖だがくじを坊主に勝手に解釈される独特のもの)。参道が3方向からのび、すぐ横に車道がある今でも森閑&虫…。境内はあっと驚くほど神仏習合の古様を保っている。元三大師御像が井戸より出現したという。ここの角大師様はポスターと異なり独特の顔。これも古様を保ってるんだろうか。静かだが朱印など少し対応していただける。 https://pic.twitter.com/nevipn5mF9
安楽寺で目を引くものは「人柱おきゃら」の供養塔。看板の通りよくある内容だが、供養塔には祖先云々から複数名の女人が刻まれていて、土台は何か石塔の破片のようだ。 https://pic.twitter.com/gCURRRs5S0
曲がり角に庚申塔 https://pic.twitter.com/pfHH14iWwU
個々の御宅すべて祠がある
筑波山 https://pic.twitter.com/bg8Vrm7SPv
海蔵寺の平将門と影武者の供養塔。平将門とされる右の宝篋印塔は土台に天慶年間の平親王塔とあるが書体が新しげ。どれも継塔と思うがこの塔の上には信女と刻まれた銘文が。江戸時代に整えられた寺であるそう。 https://pic.twitter.com/OfcCMroBiK
近所
私は疲れすぎているのよモルダー。守谷のお化け石って割と小さくてほんとに地域の公民館の庭にあるのね。上欠けてない?きのせいか。厳重に囲ってるが裏に建碑銘あり、石塔破片中に力石2つ、一つ盃状穴あり。濡れやすい石かと。左右の横顔的なもの見えるね。成田不動尊ゆえ近くの平将門供養塔とか城とか関係は…。 https://pic.twitter.com/YnR0pVEvC6
石神社。コンクリで綺麗にされており、小ぶりの男根が整然としている。
おわった!
家庭放棄しての日帰り茨城
初TX初関東鉄道 https://pic.twitter.com/1QNNRoiHJf
麦畑 https://pic.twitter.com/UUlsNGM0o8
帰るぞ https://pic.twitter.com/k3KcMyo5eQ
posted at 18:03:05
タクシー使わんでした。タクシーいない。茨城だ。
posted at 18:25:09
頭痛終わらない https://pic.twitter.com/Z8IUEhIQ93
posted at 23:59:40