【2006/11/12-17】隠岐・境港・三朝温泉・投入堂・倉吉・鳥取・姫路(mixiサルベージ)

この年はやたらと国内旅行に出かけておりました。その中でも移動距離や期間が長かったのがこの山陰地方等の旅です。ミクシィは当時の友人とのやり取りなどを除くと全貌は全く見えないですが、ないよりましということで、Flickrの各アルバムリンクを添えて転記してみます。
ちなみに…
ミステリー紀行としてはこちらでまとめています。

中継的生身の声ということで。

2006年11月12日18:58
今日は異常に寒かった。どうしようか、と思ったけど東京よりいくぶんは西だし、秋装でいいか、と思って着て、そしてこれから旅に出ます。
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むっちゃてきとうな準備なので島渡りにはちょっと不安もあるけどまーいーか。今日は別なことをやっててこれから旅行に行くなどという気分に切り替わらなかったんだけど、一晩バスで寝れば切り替わるだろう。寒くないといいんだけど。

でーは。イク。

2006年11月12日 20:17 満席か。やっぱ遠距離だと同じ夜行バスでも座席がいいす。青森よりぜんぜんいいす。

2006年11月12日 20:40 定番の最前列右側でインコグニートのライヴ聴きながらしばしドライヴきぶん。じきカーテン閉められるまでのささやかな愉しみです。品川BTはうらぶれた外れにある。だいたい中国四国便はここ始発だったのですが、今は新宿や渋谷たち寄りですぐ乗れるので、なんだか一時期の上野のような淋しげな雰囲気がただよう。米子は七時、距離で割った平均からするとちと早い。さっきまで余りに寒かったのでこれはロシア曲だとカナダから届いたばかりのパシャーエフのだったん人の踊りを聴いていたのだが、思いきし合唱版で(つかたぶんオペラ全曲録音から切り出しただけ)ウラーウラーとウルセエ。ロシア嫌いな最近の俺はなんか煩いもん聴いたという気持ちになって、フランスものに切り替えようと思ったところで車窓に東京の夜景が流れだしたのであった。タルコフスキィの未来は東京だったけど、今の雰囲気はフランスのアシッドジャズのほうがあっている。車内はすっかり鳥取だけど、俺の脳内は小洒落たイケスカネエBARと化してます。イマのダンスフロアはこの音じゃ動かないだろーけど。インコグもどうしちゃったんだろ、最新カバーアルバムはぜんぶチルアウト系だったし。。

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2006年11月12日22:45
真っ暗だ。双葉まできました。今日は日曜夜なので工事があるゆえ少し違うルートで運行ちう。マドンナ聴いてたら気持ち悪くなってきたので溜りにたまったラジオ録音にきりかえる。しかし一年前のナイナイのオールナイトはさすがに聞く気にならない・・

テレビも入らんし寝るよっ

2006年11月12日 23:09 ワンセグすげえ!と思ってたらガキ使の途中で電池切れて替えたら映んなくなった、、つか局違うのかも。
2006年11月12日 23:41 すげーワンセグ!完全モバイラーの俺には必須だ!地域ごとに自動局設定すれば無茶きれいに見れる。長野完璧。日テレの双方向はよくできてる。ガキのおばちゃん裏話がいい!近々罰ゲーム決行でやる気満々だってさ!ついでに投票したった。ネット連携もスムーズ。見なおした日テレ。。
2006年11月13日 00:01 夜行バスのカーテン被ってモバイる私。つかすげーよ携帯!うちらPHS立ち上げたときに既に構想していた上位レイヤ事業がやっとこのレベルでできるわ!サーバ機能まではいらないけど外部アタッチでスキャナとかプロジェクタとか投射式キーボードは欲しいね、N○Cサン。
2006年11月13日 00:34 お、名テレになった。
2006年11月13日 01:59 どっかとまってる。こんなに寝ないのは久々だけどみんな寝てない。暑いし乾燥。しかも後部が空席かよ!もうリクライニング最大で俯せで寝て、朝にマニアの失笑を買う!とりあえずフリスク以外なんかないんか!

2006年11月13日07:15
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あ、写真は後日まとめてね。乗り場まちがえて乗り過ごすとこだったけど無事、一本早い境線に乗り込みました。米子近いわ。高速早いわ。ぐっすり四時間寝ました。こんな早くに電車乗る学生さんおつかれ。東京の連中とは違うわ。

及川奈央ブログ2006年11月13日11:48
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出航までヒマなので読んでたら何とこれから米子だと!

がんばってる感のある人なのでひそかにおうえんしてるわけですが、鳥取市街のほうですと。ざんねん。

2006年11月13日21:40
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隠岐はほんとの離島の匂いがする。過疎、リゾート季節の偏り、しかし町並み、空、森、すべてに原風景をかんじる。昔の人はきっと懐かしいと感じるだろう。設備はしっかりしている。沖縄ノリより伊豆諸島ノリより、何よりこれは日本人としての何か奥深い部分を呼び覚まされる。汽笛が明治か昭和のエコーにきこえる。強い風の島の夜はどこよりも黒い。

景色に奈良の風情も感じて、何か不思議な空間にいる。。

今日は疲れたけど写真アップ2006年11月14日21:21
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いい設備のホテルなんだけど、たぶん末期症状かな、、従業員の感じ。。
どんな島にいてもモバイルからネットのつながる日本てすごい。昨晩の島は苦労したけど。

後鳥羽上皇御在所で物凄く気分が悪くなった。歓迎されないような物見気分だったからかなあ。昨晩はおそらく昔の水死人みたいなんついてきたし、今日も病院へ水上タクシーで送られるババサマの御遺体に遭遇するわ、なんかやはり離島だ、あらゆる意味で。こんなに人働いてるし明治大正からの立派な英国建築が建てられて使われてたり、格式は高いのに各島の民に何か癖がある。。過疎のせいか。。

2006年11月15日20:36

境港・水木しげるロード、御大の父方は島前の武良の血筋みたいです。同じ名字の人が六甲山でオカルト三昧して有名なのはやはり血筋?今日も若い人が狐つきが出て、調べたらイタチだったとか平然としゃべってた。明日なんとかフェリー前までに行く濡れ女系の岩、御大が来てよじ登って岩にじっと触れてたそうな。
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例の地獄絵のお寺はやたらきれいでしたが、どなたかの葬儀の後でひとり地獄絵を見るのはなんか。。

ウエンツ鬼太郎に不満な水木御大のコメントに爆笑してしまった;鬼太郎は二枚目じゃない!

・・・カラー以降映像化されたのって、ほとんど二枚目キャラじゃん。。
ま、ウエンツは何かおもしろいからいいけど。水木記念館見たらなんかますます昭和初期への憧憬がつのってしまった。でも基本景色は変わってないみたい。

一方、永井豪氏の影武者として?名を馳せた石川賢氏が原因不明で亡くなられたそうで(成子坂の彼同様最近このパターンが多いのは死因特定に厳密さが求められるから遅れるだけである)。。伝奇物のひとつのルーツでもある水木サンをさしおいて、ムコウへいってしまう方の多いこと。。水木サン以外の老体のかたがたにもときおり感じることだが、リアルな篩にかけられ続け、それでも自力で生き抜いてきたかた特有の総体的な生命力の違いをかんじる。士官ではなく兵士として。世は結局なんだか不条理に見える。生まれたときからおおかた残酷に決まっている生命力に左右されるのか。御冥福を、もしくは創作の呪縛からとき放たれた平安を。。

修験の道には好かれたみたいで2006年11月16日23:37
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最初は寒さと強風と人こ一人いない山道で道間違えまくる自分は歓迎されてないと思ったが、なんか結果的に天気にもめぐまれ雰囲気にもなじみ、そしてそのあとのツキまくりな旅っぷりからしても「合ってた」んだなあと。そんな気分で三朝の河原で丸見えすっぱだかで無料露天風呂になごむ、やたら温泉入りまくりな一日で今鳥取。あ、ラジウム飲湯は頭痛くなった。。

怒りオヤジ一週間遅れ2006年11月17日02:10
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見忘れたのでうれしい!
超疲労でひどかったがミスドの三つ食って生命力あふれるロシア音楽聴いたらかいふくした。しかし距離のわりに姫路て時間かかる。。ひかりだから。
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帰宅総括〜
隠岐鳥取のお酒だと。2006年11月18日22:51

焼酎はどこ行ってもいくつかの類型に当てはめれば余り変わらないようなきがするので、ビミョウな日本酒でくらべるのですが、まず隠岐だと(島後でしか造っていないし下手をすると本土製ですが)「高正宗」以外はどうも余り・・・焼酎的な濃厚さ(甘さとも違う気がするんです)とか、隠岐で有名なお酒にかんしては辛口淡麗好きの私には(自分では辛口でもタンレイでもないと思ってるんですけど)イマイチあわなかったです。
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さて鳥取なんですけどじっさい名前まで覚えてないものが多いです。ただ、おみやげに買ってきたお酒が安いのに非常に飲み口がよく、20度の原酒でもぜんぜんとろりとすっきり飲めてしまう(灘とか上越のほうのとかみたいに冷たく硬くはない、これはたぶん米の種類のせいだと思う)。おみやげに飲ませた人にも絶賛されましたね。倉吉に江戸時代からつづく古蔵・・・「元帥」のとこではなく高田酒造さんの「此君(シクン)」1000円三本セットでも十分。余りきつくてとがった野蛮ぽい酒は飲めない人なんですが、原酒でこれだけあっさり飲めるってのは灘にもなかった(灘もいいけど、ある意味よくある淡麗てやつで軽い華びた水みたいなところは、このとろりとしているのにすっきり入る形容しがたい飲み易さとは違う)。自分で発見した知られざる地酒としては、かなり昔にマイブームだった埼玉県寄居の(名水大和水の豊富だった頃の)お酒以来のヒットでした。

さりげない建物も古く天保まで遡り、いろいろ観光的な説明もしていただいたうえお茶まで出していただいて、小瓶二つ買おうとしたら三本セットで1000円のがあるなんていうから、いわゆる観光用で期待できないかな、と思っていたら・・・びっくり、大当たり。そりゃ地元の観光地図には載るわな。赤瓦白壁蔵群から離れた商店街アーケード内にあるので、なかなか足を伸ばしてくる人がいないみたいだけど、贈答用にも使えそうなくらいの素晴らしいものでした。たぶん、余り数出せないので余り宣伝しないんだろうけど、この値段なら安い。原酒に抵抗あったけど、原酒をこそもっと買ってきたほうがよかったかな。
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他にもいろいろ飲んだけど、上越に至るまでやっぱり日本海沿岸の酒はいいです。安いのは醸造用アルコールの野卑た癖がとがっているものの、あっというまに空けられてしまうところが癖になる。ああ、米の種類ってのも「おいしんぼ」みたいなパチもん無視していろいろ飲んでみると見識は広がるなあ。純米がいいとは限らない、みたいなことは今回もよく聞いた。

おまけ。

これが倉吉に二箇所ある羽衣の井戸。羽衣天女の伝説ですが、ここのは笛を吹いたり朝顔の蔓をつたって天に帰ったりとちょっと面白いです。
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これは大きいほうの羽衣の井戸横にある里見八犬伝の元になった里見氏の累代墓。千葉船橋在住のかたにはおなじみ、あそこの城が落ちたあと、時は流れて徳川の命によりここに来たわけです。八剣士の元になった臣下といっしょに(殉死墓石の戒名に共通の文字から馬琴が思いついたとも言われる)・・・あ、石川賢さんご冥福を・・・
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三仏寺の投入堂。
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きりがないのであとはアルバム参照。

2006年11月19日 02:43 じゃ、お化け話の顛末でも書くかな。

こんかい妙だったんです。たぶん投入堂で行き倒れっぽい小さい人を拾ってきたんだと思うんですけど(子供みたいでいて子供じゃない、よくわかんない黒いやつ)測ったらだいたい4,5メートルかな、前方左右に二人、こっちを見て距離をとってるんですね。新幹線でふと気がついたら前のほうの、やっぱりそのくらいの距離の左右の座席の「人の頭の上に」よじ登っているのか立ってるのか、「監視」してるみたいなんですよ。嫌なかんじじゃなかったんですけど、妙でした、こんなん初めてのかんじ。

で、帰宅したあと・・・ちょっと高いものを割ったりなんだと自業自得ないやなことがあったにはあったんですが、暗闇にいきなり白くて平面的な子供がさっとよぎったりして、ちょっと気味悪くて徹夜しました(またかよ

今日は消えてます。何だったのかな。。監視しなきゃならない理由があったのか、わざわざ送り雀みたいなことをしてくれた、護法みたいなもんだったのか。それにしても対話までするおれって、ほとんどカトリックじゃないじゃん(つか大丈夫かと自分に問いかけながらの毎日

いちおう書き留めておくと、初日、隠岐島後に泊まったときは海が目の前の港のホテルだったんで、ああ、こういうとこで夜窓あけてると、あがってくるんだよなあ、と思ってたらぜんぜんちがうとこから「唐草模様の風呂敷を大きなデブの人の形の風船にしたような膨らんだやつ」が河童淵近くだったか、小泉八雲逗留跡あたりからついてきて。この日はほとんど宵闇を歩くよそ者徘徊者と化していたので地元の人には俺がむしろブキミだったかもしれない。。

そいつ、明るいとこだと影みたいに見えたし、やっぱりちょっと距離を置いてるんで、初日だしいいか、みたいなかんじで無視してたらちょっと疲れが出てベッドにしばらく横になってると・・・足元からふわーっと感触があって、うわっのしかかってきやがった、と。ただあんましはっきりは見えなかった。風呂敷、って感じの布のような感触。そんなことより疲れでしんどかったんで、睡眠薬を規定量の倍飲んでうつぶせになって、また何か綿菓子みたいな感触がのっかってくるのもすぐ感覚から消え去り・・・朝、布団にももぐらずベッドカバーの上で寝転んだ状態で風邪をひいていたのでした。しかし高知では何もなかったのにここはやっぱ流人なのか・・・伊豆七島みたいな新しく陰惨な現場は無い島だと思ってたけど。けっこう荒んでいるようでいて、都の匂いのする風土でもあったし。

で、風呂敷のデブって思ってたけど、よくかんがえたら水死体かい!すぐ島出たんであんまし関係ないけど。あ、ホテルは凄くよかったです。おれが連れてきただけー

あ、細かいの除くとあとひとつ、闇の海士で異常に怖かった。何が怖いのかわかんなかったけど、海面から垂直に白い筋のような霧が二本すーっと流れていたのが物凄く気持ち悪くて。だってさあ、あれって「ほんとにあった!呪いのビデオ」にそっくりな姿の霧の「心霊ビデオ」が・・・つか海士は凄くいい島だったし、八雲もいちばん称賛していたけど、夜は無性に怖かった。何だろ?ふだん出ているであろう夜釣り船は海上が荒れてるせいかまったく出てなかった。真の闇だった。翌日七尋(しちふろ)ばあさんの岩とか廻ったけど、五輪塔群を見てびっくり。おもいっきり南北朝様式なんだもん。しかも、五輪塔のいちばん上の宝珠を顔につくりかえて「子育て地蔵」てネーミングはどうよ・・・いいセンス。鎌倉好きとしては鎌倉よりリッパな室町様式の五輪塔(というか水輪の上が四隅の大きく立ち上がった印塔の様式になってるのが凄く独特、最初は転用かと思ったけど、みんなそうだし一石のもあったと思う)がたくさんあるのを見て、やっぱ都の流人は違うなあと。

なんでいきなり五輪塔の話かというと、姫路城で石垣に石棺が転用されてたりしたんですわ(戦国武将には仏教を敵視したりして民間の拝んでる地蔵や古墳の石棺なんかを貴重な石材として築城に使ったんである、安土城の石段には地蔵がわざと踏みつけられるように使われてるけど、まあ、日本人の墓石記念碑観て「魂抜けば何に使ってもいい」てなもんで、現代でも無縁墓石を石塀に使ったりしてる強い寺もあるし、だいたい上モンだけが重要で下モン(遺体相当のものね)は置き去りでどっかに移転、なんてことよくあったわけで、火葬が主流になりやすいじめじめした風土でもあったわけで)。姫路城ではどっかの寺の石仏関係も使ったってことで、秀吉の時代かなんかに供養のため一石五輪塔に経書いて埋めたんですな。それを発掘して展示してあるのを撮った写真、フラッシュ炊いてないけど硝子になんかヘンな黒い反射があって、もちろんそんなの反射なんだけど、物凄く嫌な感じがして、今も見かえしてません。
2006年11月20日 03:13で、以上すべて「文学的記述」とおことわりしておきます。
これがすべていわゆる「幻覚」「直感像」であると理解していますので、誤解なきよう。誤解ないように、こうやって他の日記のコメントに付け加えて書く私。


以上、ぽつんぽつんと抜き出して書いていたので、旅行の全貌はアルバムで(長いのでてきとうに・・・)

<全>※圧縮なし
携帯電話写真


(個別)※抜粋圧縮版














by r_o_k | 2017-10-12 15:29 | 旅行 | Comments(0)

岡林リョウ☆フツーのつれづれをフツーに書きたいという変な欲望が囁きました。


by ryookabayashi
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