思い出をケータイする;西表島(写真追加)
2010年 10月 25日

西表島の写真をランダムに携帯に落としてある。もう十数年前の写真もあるけれど、なんかむしょうに懐かしい。抜けが多いのでまとまった記事にできないけど、あの頃とまだ変わっていないのかな。




(20年後、園地化→)



もともと西表島最大のリゾートビーチではあったが、今はその比ではなくすっかりひらけている月ケ浜(現在はトゥドゥマリ浜と元の名前で呼ばれリゾートホテルができてる)右手、宇奈利崎。なかなか観光化の難しかった島に内地の資本が導入され乱暴なリゾート開発のすえ、倒産、廃墟となり、ダイビングショップ拠点となる近年まで誰も手をつけなくなったところ。某高倉健さんも来たくらいの施設だったとか。古くからの御嶽だったせいで廃墟化当時から「心霊スポット」として、たぶん西表島で一番有名なスポットじゃなかったろうか。ひとしきり飲んでから夜中に行った。真っ暗だった。蟹を踏み潰した。


名前は定かじゃないけど、確か中野の一本橋、という場所のあたり。むかし薄気味悪い道で、女の幽霊が出たという。既に丸木橋から舗装道路に整備されていたけど、中野のあたりって夜になると異様な雰囲気を感じる場所がいくつかあった。泡盛飲むと闇の中に人の顔が明滅してたりブヨの群れが人の形になって街灯の下に立っていたりした。酒って怖い。このそばの道は海に下りる。昔の白骨が見つかったという。中野の浜では海坊主の話をきいた。爆弾漁で死んだ漁師さんじゃないかなあ。ブヨの人は見ようによっては肉片だらけの人間にも見えた。酒って怖い。

戦争絡みのスポットや古い信仰のスポットは面倒なので書かない。つか覚えてない。



ジャングルに深く入らなくてもいくつか炭坑跡に触れることができるが(鍾乳洞もある、牧場の真ん中)、、、炭鉱下の小川とか、、、気味悪かったなあ。具体的にどうこうはないけど、夜中に炭坑行くとかなりやばすな空気が立ち上っていた。なんだろう、沖縄は洞窟に霊がやどりがちだ。先天か後天か。

そんな廃坑の数々が眠る浦内川の最初のカーブは鰐の伝説のある「犬の子三匹」。サメなんだろうけど。


いわゆる軍艦岩から下りてマリウドからカンピレーの滝あたりにいくと長瀞なんかでもみられるポットホールが異様。縦断道を行きかけたが胸まで沼にはまり戻ってここで洗濯モードだったなー。
気が向いたらまた、ケータイの中から写真引き出して書いてみるみる。


