2010/7オキナワ神秘考5 伊平屋島・太古の森林、巨大洞窟、岩仏、雨。
2010年 08月 20日

つづきです。







クバ山から戻って「巨大な岩」のほうだが、これが先にふれたクマヤ洞窟で、天の岩戸と言われて信じてしまうほどのスケールと異容を誇る(でも晴れてればみんな上にのぼって景色を愉しんだり横の砂山で滑ったり遊び場になってるそうだけど・・・豪雨だったからねえ)。フィリピン海プレートの沈み込みで跳ね上げられた古~中世代の地層のぐんにゃり撚れた間に広大な空間があり、しかも現在は崩れているものの奥の左右が更に続いていて、山の逆側のウフドー海岸に口をあける西クマヤー洞窟まで抜けられたという。


こちらは火山岩質のようだ。
大きさも構造も違い距離からもちょっと信じられない話だが、共に信仰の対象であり、クマヤから7人が7本の松明を点して通ろうとしたところ、7匹のハブが現れ、一匹一匹松明でつかまえていって、西籠屋に出るときには7匹のハブを捕らえていた、という不思議な伝承も残っている。


ウフドー海岸へはクバ山手前の道路をそのままくるっと廻って、すぐに異様な岩岩が海の中に立っているところが見えるのでわかる。まるで仏ケ浦のような、でも黒い立柱の並ぶ風景。何の伝承も(ゴミが散らばる西クマヤー洞窟を除けば)ないようだが、しょうじき、ここには何かある感じがした。クモヒトデの密生する珊瑚岩が干上がったときに岩岩へ伝い行くと、何かしら感じるところがあると思う。タイドプールの珊瑚や熱帯魚が寧ろ違和感を感じるほどに不思議な感覚。ここで物凄く時間を使いました。

ウフドー海岸(西籠屋洞窟)の降り口下からそのまま北に海岸を歩く、もしくはいったん周回道へ上がりしばらく走ると立て札がある。一連の堆積岩塊のもっとも南に丸っこい鏡餅のような構造の岩が見える。海に直面した6メートルの中ほどに段があるのが周回道の立て札あたりから見るとわかる。恋人を待ち続け願いかなった新垣マジルの座っていたのがこの段で、水溜りがあるという。海の中(上)に尽きない真水の湧く場所として信仰される。「無蔵水」という。ただ、海岸から行ってみるとわかるけど、足元が崩れそうで、怖くて上れない。写真がガイドに載っているくらいだから晴れたとき、しっかりした足元であれば上って確かめられるだろう。たぶん、湧いてるんじゃなくて、水たまりなんだろうけど。同じような岩塊が多いので間違えやすいし、どうせ上れないなら周回道から眺めるのが無難。




写真アップ数の関係で、つづく!ごめんなさい!


