揺りかごから酒場まで☆少額微動隊

岡林リョウの日記☆旅行、歴史・絵画など。

2010/8オキナワ神秘考1:サングーイは観光地・・・

というわけで、いつもの通り普通の観光っぽい部分は省いて紹介する旅行ポイント。

沖縄篇を最初にします。

南部は実は余りまわったことがなくて、(そうとう前のことですが)観光バスでまわったり、(ついていっただけですが)シーカヤックしに行ったり、いずれも限られたエリアしかいけませんでした。こんかいほんとうは東御廻り・・・アガリウマーイ、御廻りとは古の神祖先ゆかりの地を家族で巡拝してまわる行事、ピクニック的なものだったとか。琉球の祖とうたわれるアマミキョゆかりの知念・玉城をまわる東御廻りは、琉球王朝の王並びに最高位の巫女(祝女)聞得大君巡拝地や城(跡)などを含み最も有名・・・巡拝地をぜんぶ廻りたかったものの、自家用車がなければどうしようもないということで・・・ポリシーとして(能力的にも)私は極力エンジン付きの乗り物を使いません・・・最近観光地として整備されたという斎場御嶽(せいふぁーうたき、ウタキは沖縄の聖地・神社)と久高島だけに行くことにしました。

ちなみに、飛行機から神業のような速さで路線バスに乗り何とか行きました。このようなことは珍しくもないとはいえ、やっぱりぞっとしました。移動日に、この二箇所を公共交通だけで回ろうと思ったら、なるべく早い(遅い)飛行機をとることです。
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で、やはりというべきか、観光地でした。つい最近まで、ここまで整備はされていなかったと聞いています。駐車場が狭いという話もありましたが広いです。駐車場から既に聖域なのですが、芝生と柵で余りに公園然としています。山の上にあり、スイッチバック的に大きく迂回してバス停からもけっこう歩くのですが、昔は331号線海沿いの上り口からウローカーという禊泉をへて山道を直接上り、ここにつく「正式な巡拝路」が使われていたようです。今は道が崩れて立ち入り禁止。
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料金を払う建物があり、ここで南城市の史跡冊子が買えます。「緑の館」という名がついてはいますが中は狭く涼みながらパンフ程度の情報を得られる、といったかんじです。外国人多し。建物を通過する形で斎場御嶽入場、記念撮影用の小さな広場から石路を上っていきます。
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門跡(ウジョウグチ、昔はここから男子禁制。香炉が置かれ遥拝場となっています)、既に久高島が見えてしまいますが感動が薄れるので余り立ち止まらず、左折して森林の中を上っていきます。
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いきなりジャングル感が出てきます。意外と人の手が入っていて小奇麗ですが、かといって生命力の感じられる森です。まず左手、巨大な岩の、正面ウフグーイ、背面ユインチ、この二箇所が圧倒的な雰囲気を醸し出しています。共に何か施設がおかれていたかのような平らな広場から岩面を拝む形です。内地のイワクラを想起させます(神がどこに降りるかわからない岩塊群、という意味では琉球とはまったく違うものですが)。とくに背面のユインチに雰囲気があります。昔は浅い洞窟の様になっていたのかもしれない、岩木の形が奇怪。空気が粛然とさせる。人気が少ないせいかもしれませんが。
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戻って右側に進むと、ほどなく広場に出ます。右手に巨大な岩が立ちはだかり、二つの大岩が寄りかかりあっている。これが有名なサングーイです。
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二本の鍾乳石から垂れる水滴を受ける香炉が健在で今も信仰が続いていると感じさせるいっぽう、
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私は何故か拍子抜けました。

余りにぽっかりしすぎている。

こんなに整備されていなかったに違いない。

混んでいたせいもありますが、まったく、鎌倉の釈迦堂切通し程度の圧倒感しかないのです(向こうは聖地とは真逆ですけど)。気配もない。
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岩と岩の間をくぐると、猫の額のような広間があり、左手に質素な階段と祭壇が。木々の間から光がこぼれる。そこに久高島・・・琉球のふるさと・・・が見える。第二尚氏時代、神女たちはここから神聖な祖先アマミキョの最初の上陸地である久高島を遥拝した。
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久高島便は少ない。不定期のボートもあるけど、時間が限られている。

という焦る気持ちがますます神秘性を削いでいきました。
誰に聞いてもここは凄いとか言いますし、久高島についてもそう言いますが、個人的には既に衰退傾向にあるかつての大聖地が、公園として整備され再び人を集めるようになった、という感想を抱きました。森にも岩にも力を感じますけど、空気は穏やかで、それはいい意味でも悪い意味でもある。
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「久高島についても」と書きました。離島として久高島は雰囲気を保っている。みなさんここでは何か感じるとおっしゃる。

私の感想はまたあとで。今回は細切れでいきます。ここまでで一段落。へつづく。

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by r_o_k | 2010-08-11 17:59 | 旅行 | Comments(0)
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