2010/5長崎(3)いつまでもゴールデンウィーク気分:眼鏡橋&グラバー園のハート石、大浦天主堂、殉教聖堂、フリーメイソンの門、グラバーの隠し部屋、映らない鏡
2010年 05月 11日

眼鏡橋は有名です。このへんの遊歩道はほんとに気持ちがいい。


ちなみに幕末期はこんなでした、生活感ありありです。ベアト撮影(長崎図書館・長崎大学(ワーグマンコレクション)蔵、書籍抜粋)

そして、長崎なので、グラバー園に行きます。豪商グラバーは龍馬との関係でも知られています。

左手が国宝大浦天主堂、日本最古の教会建築ですが、カクレキリシタンの貴重な資料が展示されている建物も重文。フランス人居留者のために建築されたものですが、禁教の解かれていない明治初期にカクレキリシタンがここを訪れ、数百年ぶりの信徒発見がなされたのは有名な話です。撮影はできませんが、踏み絵、カクレの使った道具(カクレキリシタンはカトリックに吸収されたり集落が過疎化するなどしいなくなっていきました。ひそかに伝えられた遺物はこういった教会に納められ展示されており、ここにもマリア観音など集められています)は貴重です。陶製のマリア観音は後世偽作も多いようですが、、、東京小石川の澤蔵司稲荷の境内にむかし陶製マリア観音をおさめた祠があったと記憶してますが、カクレキリシタンは小石川とはちょっと関係があるようですが(切支丹屋敷の存在とは別に)、恐らくは伝統のものではなかったのでしょう、現在はありません。

天主堂の現在の名称は日本二十六聖殉教者聖堂。言わずと知れたキリシタン弾圧の絶頂を示す26人虐殺は現在のJR長崎駅そばの丘の上で行われました。そこには有名な慰霊碑があります。

殉教はすなわち神の国に迎えられるという考え方がありました。長崎各地に散ったあと発見され虐殺された信徒も、カクレキリシタンの中で信仰の対象となっていきました。
右手奥が広大なグラバー園、外国人居留地跡です。

ここの石畳にも二箇所ハート石が埋められていることは余り知られていないかも。婦女子騙し。


英国人旧宅の脇に、二本の細い門柱と鉄製のアーチが簡素に建てられている。

これが最近変に話題の「フリーメイソンの門」です。市街からの移築でグラバーと関係はないそうですが。門柱の頭にそれぞれフリーメイソンの紋章がついています。


スターウォーズでいうところの通商連合みたいなもんですな(投げやり

世界の商売人が居留する場所、グラバー宅には龍馬など出入りしていたといいます。グラバーの家はミステリアス。夫人の部屋の廊下の天井に隠し部屋があり、畳がひかれています。龍馬らをかくまうためのもの、とされています。


グラバーはキリンビールの創設にも関与しており、ここには初期の麒麟マークのモデルとなった狛犬があります。また狛犬か。

ちょろりとした髭が書き加えられましたが、これはグラバーの髭を模しているとか。
グラバー宅には他に、高いところにあって顔を写す事すらできない鏡があります。ミステリアスですが、明かりを反射するためのものだったと考えられています。

日本最古最大級の蘇鉄がそびえる。

・・・というわけで初日は過ぎました。二日目につづく。
つづき


