









ハシリグモってほとんどタランチュラだよなあ。形はハエトリグモか花蜘蛛の巨大化したみたいなんだけど、このへんの走り蜘蛛は触っても走らないんだなあ。夜行性だから目が利かないのか。珍しい写真がとれた。まだ天井隅で身構えてる。
伊豆丹那高原は別荘地として開発されていて、よそのナンバープレートの車ばかりだ。谷筋に畑の跡地も多いから農家も減って、売られ開発されたということらしい。伊豆七不思議「こだま石」なんて古いかたでもご存知無い、いろんなかたに聴いたら丹那断層のできた昭和初期の震災で、この「こだま石」もずれてしまい、呼びかけにこだまで反すことがなくなったとのこと(見たところ大人二人ぶん程度の高さなのでこだまを反すとは思えず、背後の小山のこだまと勘違いしたわけでもなかろうので、反響面が倒れたか半壊した、今見えているところは頂部か、欠けた部分だけではないかと思う)。蔦の絡んでいない部分に大きなノミもしくは楔を打とうとしたような痕が規則的に見られ、いつの時代かこの石をどかそうとしたのか、何らかのほかの意図で削ったのか、定かではない(印象では地震後に動かそうとしたような新しさを感じた)。
畠跡の無茶深い薮で誰がいてもわからないとはいえ私有地なので、不用意に近づくのは危険も含めお勧めしないが、記録としてしっかり場所をアップします。昔話に母子の此彼の岸を越えた呼びかけの応酬がなされたという伝承はなかなか伊豆らしい不可思議さを秘めているゆえ、ひっそりおすすめします。露骨に小川が三途の川の象徴、こだまは異界からの声という古の解釈かもしれない。クボタ自動車さんから溝田建設さんに上がる間、畑毛からは右手小川向こう(資材置場上の小屋隣未だ荒れ畑となっているあたりなので、畑のために土を積んで埋めて竹やぶになっているから、腐った丸太階段より一応渡れる)になります。
立て札は地元の古いかたが立てたもので、間近に寄らないと見えません。しかも今は蔦で岩と立て札を一緒に撮影できませんでした。
別荘地ゆえ縦横に小道があるようですが谷下(やした)という幹線(昔は狭い狩猟道で今も大雨だと落石でしょっちゅう通れないらしい)沿いなのでアプローチはよい。ちなみに超古代系の話の囁かれる岩群はどうやら別荘地発信の話で、伝承との接点はなさそうだし、何せ細かく私有地なのでやめといた。一つだけ何故か溝田建設さん近辺幹線沿いに掘り出してあったので撮影。前記のとおり、岩塊だらけの土地なので、限りなく、、、怪しい気がする超古代。ちなみに人面に見えなくもない岩発見。
疲れた。おしまい。
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