剣士、陰間妖怪に魅入られ迷惑するの話

「茶碗の中」です・・・ハーン「怪談」や映画「怪談」やつのだじろう先生のマンガ、ではなく「新著聞集」の原話。柴田宵曲「続妖異博物館」を参考にしました。学校の先輩にあたるんだよなあ一応。
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陰間は男色娼夫ね。ハーンが中途半端に終わっている怪談としてそのシュールさを称え、脚色して採用していた話ですが、原話の調子から察するに茶碗の中にうつった顔の主が、飲み干した武士が男色を了解したものと考えて夜、上がりこんできたのを(武士でじっさい男色を好む者は多かった)斬り払ったところ、翌晩来た三人の「使い」が「向こうは好意で来たのに無碍に斬り捨てるとは」となじりこれも斬られて逃げた、それきり二度と現れなかったという話。薄いけどけして中途半端に終わっているわけでもないのです、江戸時代の都市伝説にしてはむしろちゃんとしている。ちょっと話をすっとしすぎてしまったかなあ。非常なストレス社会であった江戸時代の武士階級にとって(武芸を披露する場もないのに武士としてあらねばならないから厄介だ、弱みを見せるとすぐ切腹を命ぜられかねない)妄想や淫夢のたぐいは身近であったようで、「通り悪魔」や「天女と契る」の類の話は数多い。後者などノリは男子中学生。

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Commented by メタオ at 2008-08-29 07:12 x
天女と契りたい・・・
Commented by 岡林 at 2008-08-29 09:30 x
弁天と契った話なんて悲惨な最後ですよ。しょせん淫夢です。
Commented by mimimi at 2008-08-29 17:40 x
そっかぁ、昔からBLは有ったのね(`・ω・´)  
Commented by 岡林 at 2008-08-29 21:19 x
衆道は江戸時代極めて洗練された趣味として確立されたといいますが、、(T_T)ウゲゲ
by r_o_k | 2008-08-29 01:25 | <風流>怪奇漫画落之書 | Comments(4)

岡林リョウ☆フツーのつれづれをフツーに書きたいという変な欲望が囁きました。


by ryookabayashi
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