首女、ふらふらとほっつき歩くの話

ろくろ首についてはウンザリするほど噺が残っていて、ウンザリするほど考察がなされていますが、ほんとのところ何なのか、よくわかりません。少なくとも現代では語られない(子供のころ近所に轆轤首の住んでいるという噂はあったけど誰も見たことが無かった)。江戸時代に成立した妖怪であることは確かなんだけど、飛頭蛮と呼ばれる中国伝来のそのものとしてもいいのか、岡場所でしばしば語られた生霊の人魂となって抜け出し舞い踊る遊女、もしくは首の異常に伸ばせる花魁のうわさ・・・後者は実際にそういう畸形的なものだったと思われるが・・・が元となっているか、よくわからないけど、これは江戸初期の話として比較的源流的なものとされています。体と長い首で繋がっているかどうか、という点で大きく分けられるのかもしれないなあ。
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「諸国百物語」より。いや、やっちゃいけないパロディのパロディをやっているので、わからないかたにはわからないオチかもしれません。すいません。首って江戸時代までは普通に身近に転がっていたもので、よくいろんな怪談に転用されております。古くは平安時代くらいに勉学僧と契った女についての情話があります。首だけでも持っていって、という女の言葉に泣く泣く斬りおとし懐紙に包んで修行場に持ち込んだ。夜な夜な部屋から会話の声がする、何だろうと見ると紙の中から女の首が覗き、僧侶と楽しく会話している・・・怪談なのか情話なのか・・・。
Commented by ミミミ at 2008-08-26 09:35 x
江戸時代までは普通に首がゴロゴロ転がっていたってのは、確かにそうなんでしょうね( ̄ロ ̄lll)  

離れてしまった頭の、胴体への執念が、首を延ばす方向に向かったのでしょうか?

Commented by 岡林 at 2008-08-26 11:34 x
いろいろ説はあるみたいで、いいかげんな話だと白い生首が飛ぶ軌跡が、伸びる首に見えたんだろうというのもあります。どうも最初に語られた話では、ずっと細くて、糸のようなものでつながっていたかんじなので、魂と肉体をつなげる紐、みたいなかんじだったのでしょうか。首が胴体を捜す、という話は例の中国の飛び首(ハーンの「怪談」にもあったもの)の話にありますけど、将門の首が胴体を求めて京都四条河原から大手町(神田)まで飛んだ話も有名ですね。。
Commented by kenz_freetibet at 2008-08-26 11:45
ブロッケン伯爵の首は敵にも味方にも蹴られて悲惨だな(^◇^)
Commented by 岡林 at 2008-08-26 12:10 x
永井豪って人もそうとうグロテスク趣味ですよね(;^_^A
首無し騎士はヨーロッパ全土に広く知られた怪談、、、ですけどサイボーグ化するさいになんで繋げなかったのか、、、
by r_o_k | 2008-08-26 00:28 | <風流>怪奇漫画落之書 | Comments(4)

岡林リョウ☆フツーのつれづれをフツーに書きたいという変な欲望が囁きました。


by ryookabayashi
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