妖精が温泉に入っていた。

これは19世紀末に採取されたイングランドのフォークロア中でも、緑色の陽気な小人の話としては西南部ではなく北部で目撃されたものとして注目されている話だそうです。ブリッグズ「イギリスの妖精」筑摩書房参照。
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絵が荒れてるのは勘弁。ヨークシャーのイルクリー温泉の温泉番が語った話で、温泉の鍵をあけに行った際の話。じっさいにはかなりやかましく騒いでいたようで、バサバサという音やわいわい唸るような音が聞こえていたといいます。甲高い声でまったくわけのわからないことを早口にしゃべっていた、これはまさに江戸時代に語られた「人に化けた狐狸の喋る言葉」と同じ様子である。すなわちハッキリ聞き取れない、でも何らかの言葉をしゃべっているという、東西広く分布する化け物の代表的な属性の一つです。現実的には人間の口真似をするたぐいの鳥など、音調は言葉のようだけれども意味が通っていないことが多い(というか純粋に音だけで言葉すら形成できてない馬鹿鳥も多い)。最初に行く途中妙に鳥がやかましかった、という前置きがあるのも含め、この本では暗に鳥の誤認ということを示しており、湯治場の暗さを考えるとそのとおりかもしれないが、「おおい待て、と声をかけると全員が一斉にあわてふためき、つんのめったり転んだり、まっさかさまにもんどりうったりしながら逃げていった」という言葉は鳥っぽくもない。終始騒がしい音をたてていたという部分は引っかかるんだけど。

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Commented by kenz_freetibet at 2008-08-13 00:12
イギリスで妖精と聞くとコナン・ドイルか。
あの切り絵写真にまんまと騙されてしまったと言うのがちょっと情けない。
Commented by kenz_freetibet at 2008-08-13 00:29
なんだよナイナイ+の画像はよ!
マネキンの首じゃねぇか。
あの研究家みたいなのは誰だよ。
こう言う100パー捏造の画像を垂れ流すからどんどん信憑性がなくなる。
Commented by r_o_k at 2008-08-13 01:27
まじめにイギリス(正確には寧ろアイルランドやスコットランドのケルト系と言うべきなんでしょうか)の妖精を研究した人の本を読むと、やっぱり19世紀後半にずいぶんと意図的な民話化が行われ、小説や創作詩ともごっちゃになって、コティングリー事件(に使われた絵)に象徴される「羽根ある小人」のイメージが固まったようです。本来はわけのわからない現象や奇怪な存在を妖精のしわざとして恐れた、あるいはキリスト教前の信仰の対象が零落し災いをもたらす存在と化したという、日本と全く同じような経緯があってのもののようで。

ナイナイプラス見ながら更新用のらくがき描いてましたw霊能者って、仕込みの女優じゃないですかね。フォトショ技術者かな。後半は「ほんとにあった呪いのビデオ」ですよwあの擬似実話の製作者(初期ではない?)が正面切って出てきたのにびっくりしました。ツッコミはたぶんここに書いたことがあります。特殊メイクをやってる時点で偶然映りこんだ別のマスクとか、あるいは「映像製作者の楽屋オチ」か、首がぴょんぴょんはTBSの2時間番組でもやってた奴ですね。
by r_o_k | 2008-08-12 02:43 | <風流>怪奇漫画落之書 | Comments(3)

岡林リョウ☆フツーのつれづれをフツーに書きたいという変な欲望が囁きました。


by ryookabayashi
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