白掛け軸から幽霊女

ハーン「奇談」のほうよりロマンティックな怪談逸話「衝立の乙女」をちょっとひねってみました。「影」に所収、底本は角川文庫版「怪談・奇談」田代三千稔訳。ハーンは日本の伝説をロマンティックに、より情話情話したものとして解釈してしまうきらいがある。この話も、すごくロマンティックなんだけど、「七回生まれ変わっても私を変わらず愛し続けてくれるなら、あなたのもとにいます。つれなくされたらすぐに衝立の中に戻りますから」という台詞とか、ちょっと怖いんですけど。最後に「二人は添い遂げたようだが、こんなことは世に珍しいことだ、と原筆者は書いている」と付け加えてきちんと収めているのはジャーナリスト出身のハーンらしい。
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絵が荒れ放題なのは勘弁。露天商のインテリ爺さんやら若侍の絵なんてめんどくさくて描いてらんないから(ひどい)。体型くらいちゃんと描かないと区別がつかなくなるぞ。いいのだ。これでいいのだ。故赤塚不二夫氏に捧ぐ。筋少には捧げない。

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Commented by kenz_freetibet at 2008-08-03 09:30
空白のコマは確か江口寿史も有名だなぁ。
彼の場合は完全に怠慢な結果だろうけどね。
でもひばりくんは可愛くて結構読んでいたなぁ。
途中で終わったけど。

ところで今日は柳田理科雄がメインの番組があるのだなぁ。
柳田氏の理論は相当に無理があると言われているのに何で今頃そんなネタを扱うのだろうか。
と言うかこれに手を出さないといけないほどネタ切れなんかな。
日曜の午後四時(静岡では)と言う時間帯から視聴率はどうでも良いって番組ではあろうけどもね。
Commented by r_o_k at 2008-08-03 11:06
私は「と」系の人の柳田バッシングは違うかな、と思います。やってることは一緒、少なくとも当初は専門家でもない人の「批判と称するネタのもてあそび」だった。柳田氏は粗製濫造で金もうけ、など作家やら批評家やらは言う資格がない。大槻教授の批判同様、視点が間違い。興味を持たせて道を示す啓蒙書の面があるわけで、内容に極端な誤りがないかぎり許すべきと思います。今日の番組は確かウッチャンナンチャンの企画の焼直しですが、朝日では囲みで紹介してました。子供に自由研究のネタを提供する程度のものみたいですよ。大げさ、嘘を排した純粋な情報だけじゃ誰も食い付かない。
Commented by kenz_freetibet at 2008-08-03 17:11
山本氏が反論したのは、そう言う夢をつぶすような事をするなよって事じゃないかと思うのだけどな。
売り言葉に買い言葉って事じゃないかな。
俺も柳田氏の本を読んだ時の感想は、大きなお世話って思ったから。
Commented by 岡林 at 2008-08-03 17:29 x
私は正反対に受け取ったクチなので、ハードSFマニアが脇の甘いSF批判をする「オタク権威主義」の中にいた人々が何を同族批判してるんだ、と思いました。虚構の検証、しかも対象がフニャフニャな特撮という点で前提には確実にお笑い要素がある。むしろ野暮だと思うんです。ただ、断定調や否定形の表現で空想力をスポイルしようとしているように読めるといえば読めるかなあ。
Commented by kenz_freetibet at 2008-08-03 19:33
山本氏はX光線とかX理論とかを批判する事はしてないと思うよ。
それはそれで楽しもうってところがある。
ミノフスキー理論をあると言う前提で楽しむ人だと思う。
柳田氏はそれを現在の理論に無理やり置き換えて解説しようとする。
これが野暮なんだな。
その作品の世界での楽しみ方ってあると思うからね。
Commented by r_o_k at 2008-08-03 20:30
私の嫌いなw「と」が変化したのは発起人グループのスタンスの曖昧さや甘さが指摘された頃からかなあ。そもそも懐疑主義自体が科学的思考そのものを自己目的化した態度にすぎないから、ジャッジが一律ではなく都度相対的に決まるのは当然なんですけど。超常科学を標榜する詐欺師を糾弾するのは本来的機能として、どっちみち虚構として作られたものを扱うのに、解釈を許せる許せないというのは個人的思い入れの差にすぎないような。山本さん個人の慎重で理性的な態度にはよく感服しますが、理科男さんはサブカルの人として別にいいのではないかなあ。受け取り方って人それぞれですね。
by r_o_k | 2008-08-03 02:23 | <風流>怪奇漫画落之書 | Comments(6)

岡林リョウ☆フツーのつれづれをフツーに書きたいという変な欲望が囁きました。


by ryookabayashi
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