「霊を覗く」
2008年 07月 27日
津軽のとある小さな町の宿で、ランプしかない宿であったが、暗いがために本を読む気にもならず眠ってしまった。二階の二室しかない部屋の左側に泊まっていたが、夜中隣の部屋からすすり泣く声がして目をさました。境の襖の隙から覗いてみると、四角く切った窓に腰掛けた女の後姿が見える。「何人、其処から覗いているのは」こちらはランプを消しているのでこの暗がりでは見えないはず、その声が陰気でもあり朝までまんじりともせず待ちわびて再び覗くと誰も居ない。早くたったのに気づかなかったかと主人にきくと、そこには誰も泊まっていないことがわかった。(「窓に腰をかけた女」~田中貢太郎「日本怪談実話」抜粋意訳)
単純な怪談では面白くないので変えてみたけど、シチュエーション的には完璧な怪談ではある。ランプというところがイマジネイティブでいいなあ。今でもこんなとこありそう。
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隅田川花火大会ももう一年かあ、早いなあ。
たけしがこんなにはじけてるの久々に見た。さんちゃんちょっと燃え尽きかけているような。。中居とたけしが司会級で並んでる姿って感慨深いものがあるよなあ。中居のピンでは最初くらいの番組が確かたけしとペアでのテレ朝どっきり番組だったと思う。