「チャーリーウィルソンズ・ウォー」
2008年 06月 03日
終わった後かなりクソミソにアメリカをけなしたわりには私、面白がって見ました。懐かしいとかはないけどなあ、70年代後半から80年代ってさ、ついこないだじゃんか。☆二つ半つけちゃいますよ。
映画としては、台詞進行多すぎ!!!
ジュリア・ロバーツの「造形」がCGに見えた。でもいい役だったよ。狂信的なカトリック信者の富豪と思いきや最後に「神は利用するもの」と喝破してのける、ほんとかどうかは知らないけど、確かにあのときイスラム国とイスラエルが共産主義という宗教に立ち向かい「神は一つ」と手を結んだかのような状態はあったよなあ。個人的にはそういう魑魅魍魎的な権謀術策陣より、素直な「ドク」とか、CIAでも感情的ではみ出してしまったデブが好きだったなあ。けっきょく、CIAのニヒリズムは正しかった。
それにしても「ランボー4」が公開される前に「ランボー3怒りのアフガン」を思い出させるような映画を作るたあねえ(2006年制作7年公開)。ランボーが訓練したアラブ兵がイスラム急進派に転じてアメリカとのテロ戦争・・・いかん、いろいろ考えてしまう。ちなみに予告編でやってるインディ・ジョーンズシリーズの緒作レイダースはこの映画の出だしの頃に制作されたんでした。一作目で十分ですよ。四作もいらないですよ。
負印応援映画はないのかしらん。
あ!そうかランボーがそうなのか。
Xファイルの話はアメリカが新しい理論での核兵器の実験を西太平洋の環礁で行うって話なんだけど、もちろん実験は禁じられている。それで台風が来るタイミングを計ってその環礁に上陸と同時に核実験をやるって話。
その時にXファイルらしく超常現象が起こるのだけど、当事者は他の国も同じ事を考えて核実験をやったと思った訳さ。その他国になんと日本を挙げているのが、まぁ驚きだね。小説家の考えがアメリカの一般的な発想とは限らないけど、そこに日本が登場ってのがちょっと驚きだね。
アメリカ人は日本に対してそう言った畏れを抱いているのかな。
韓国は難しい国ですね。国民性がはっきりしているし日本人とは違う、しかし、それ以前に大陸にくっついており、同族が歪んだ共産主義国という点でとても「安全な島国日本人」が想像できない辛さはあると思います。しょうじき、ダレにでもある差別感情の延長で嫌韓の気持ちは理解はできますが、嫌韓は嫌いですし、ネットでしか外国を知らない世代の(長所もあると思いますが)短所が気になります。
というか、ゴジラ誕生を考えた国のイメージがあるような(;^^
役柄が固定してしまったな。
そう言うのはスタローンやシュワちゃんだけで良かったのに。
主役の名前を見ただけでなんとなく映画の内容が予想出来てしまったらつまらんね。
で、問題は自腹まで切って収まらないヒラリー候補。
次の作戦はオバマ候補とのペアで大統領と副大統領となるチケット方式か。
そして来年、某月、新聞にG型トラクターの注文広告が載るわけか・・・
ま、そんな漫画みたいな事は起こらないとは思うけど、期待を裏切らないアメリカだもんなぁ。