揺りかごから酒場まで☆少額微動隊

岡林リョウの日記☆旅行、歴史・絵画など。

「ノーカントリー」

題名は”「老人のための」国は無い”というちょっとわかりづらいものだけど、映画のテーマ~若者と老人の対比?~にかかわるだけに「ノーカントリー」だけでは意味が通らない。しかし・・・これ、余りに個々のキャラが立ち過ぎてしまい、テーマ性が希薄になってしまっている。ジョーンズさんをはじめとする老人の存在感が無いんですよ。老人は動きがなく基本的に語りだけ、意図ではあるんだろうけど圧倒的に「若者」のほうが印象が強い。静かに語られる台詞自体読み込まないとわからない即読解が難しいものなので、いろいろ行ったり来たりしているうちに何を言っていたか忘れてしまう。無駄の無いコマ割や音、台詞の少なさが特徴的なコーエン兄弟ならではの見ごたえのある映画ではあるけれど、どこかユーモアをたたえた殺人鬼(コーエン兄弟得意の設定)と人間臭い横領犯の攻防はいかにも娯楽的で、それだけを描き、観客の期待通りに終わらせてくれれば・・・のところが、ここはいくらなんでも書かないけど、現実は違うんだ的な流れで、その挙句に台詞だけでテーマが傍証的に語られる。宙ぶらりんに置いていかれた者が老人なんである、ということなのか?今の若者はわからん、といっても結局どの時代でも「わからん者」は死んでいく運命にあり、老人というのはそうではない者たちなんである・・・ということ???☆ふたつ。よく台詞を読んだほうがいい。娯楽的なのはクライマックス前まで。ベトナム帰還兵ものでもあります。
「ノーカントリー」_b0116271_21364090.jpg

Commented by kenz_freetibet at 2008-03-27 22:10
今日レーザー攻撃を受けたよ。
会社の外は今高速道路の高架を建築中。
おそらく測量用のレーザーと思われるが、それを多分スイッチを入れたまま会社の方に向けたようだ。
俺の目から斜めに入ったらしく俺の焦点は突然ぼやけた。
視界の右に光の残像が見える。
30分ほどで直ったけど直視していたら失明したかな。
かなり強烈なレーザーだったようだな。
文句を言いたいが立証的無いのが悔しい。
Commented by r_o_k at 2008-03-27 22:53
それ、医者の診断があれば苦情くらいは入れられるんじゃないですか???酷い管理ですね。。しかしもう転居とあれば・・・タイミング悪いですね。
Commented by kenz_freetibet at 2008-03-27 22:57
レーザーと言うものは恐ろしいって事を今日本当に思い知った。
アニメのような音はしないし。
赤とか青とか色なんてないし。
突然、あ!なんかおかしい!って感じで来るからなぁ。
Commented by r_o_k at 2008-03-27 23:13
出力や周波数にもよるんでしょうけど、確かルビーなんかだと紅い可視光が標的に反射してあらわれますね。銃の照準器によくあるやつぐらいなら、それほど熱量が発生しないので光によるダメージ程度で済むんでしょうが、網膜や眼底なんかはとにかく怖いです。
Commented by kenz_freetibet at 2008-03-30 20:16
昨日広島から浜松へと引っ越した。
と言っても荷物が着くのは明日なんで昨夜と今夜は会社が用意したホテルに泊まっている。
いやぁしかし・・・

安眠出来る!!

8ヶ月ぶりだな。

体が軽い!!

一体全体広島での生活は何だったんだ。
ストレスから開放されたせいか。
いやそれじゃあちらに行って早々悪夢を見るって理由が分からない。
やはり・・・
「あの」土地だからかな?
一瞬にして十数万人の人が亡くなった強烈な残留思念だろうか。
今ここにいて今の体の現状を見るとそうとしか思えない。
大槻教授!
どうもこの世の中、プラズマだけじゃ解決しない問題が多そうですぜ。
Commented by r_o_k at 2008-03-30 20:39
土地とのなんとなくの相性というのもありますよね・・・直接的に原因が探れる場合のみならず、何か複合的にあらわれているとか。

何はともあれよかったですねw
by r_o_k | 2008-03-27 21:37 | 映画 | Comments(6)

by ryookabayashi