揺りかごから酒場まで☆少額微動隊

岡林リョウの日記☆旅行、歴史・絵画など。

2008/3/3「世界の恐怖映像2008」の映像を一覧表化してみる

直前で題名が昨日の日記の題名に変更になった土曜のTBS超常現象スペシャル。いちおう見直してみた。TBSはUSOの実績があるとはいえ基本的に「日本の怖い夏」に象徴される完全ネタ・スタンスが見え隠れするので、信じ込んだら駄目です。愉しみましょう。推定元ネタを最初に書いてから印象だけ。しかしなんか超常現象番組ウォッチャーになっているな最近。そのての番組の録画は10年前くらいからならほぼ網羅的にとってあるはずなのだが、見直すのが面倒なのでたぶん二度と見ないと思う。貴重なのはオウム前のやりたい放題の番組録画なんだけどね。

ほん呪=ほんとにあった呪いのビデオ(ブロードウェイ)、ネット=インターネットで拾えるネタもしくは話題になったネタもしくは販売されたネタ、既出=テレビで既に取り上げられているネタ、古既出=10年ものの既出ネタ、映画=映画の中に出た(既出ネタ)、初見=今回初見だったネタ、オリジ=番組オリジナル映像(ネタが既出かどうかにかかわらず)

50位:ほん呪:大写しの子供の背景にあらわれた「貞子少女」が一瞬で子供のすぐ背後に動く。いったん少女が画面から外れるところがポイント。背後に接近する前に子供の左ほほ際に走り寄る途中の少女の顔が動くように見える。

49位:初見:金網を透過して逃げる車を当惑して見つめる警察。しかしこれも金網を透過する車のテールランプがいったん画面外に外れる。単純に金網の左側に隙間があって、そこをすり抜けて逃げただけではないのか?夜間映像であるところが怪しい。この映像自体、生ビデオではなく三人の男が見守るブラウン管を撮影した怪しいものだが、アメリカの警察映像は生では出ないのだろうか?

48位:映画「感染」:看護師の背後にいなかったはずの看護師の顔。確信犯と思われる(げんにそれほどメディアがとり上げてこなかった)。余りにクリアにカメラ目線の女優顔。

47位:映画「サスペリア」:有名映像。カメラを覗く監督が反射して映りこんだといわれる。監督は否定しているとされるが冗談ぽい。

46位:初見:エイリアン(グレイタイプ)がブッシュを背後で操っているという映像。アメリカでよくあるネット起源のジョークビデオか。偶然の影を加工したものだろう。

45位:ネット:CGのUFO。

44位:ネット:ドローンズは昨年話題になった器械型UFOでネットでしか目撃されない。
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43位:既出:天理で撮影された火球と飛行機のニアミス映像。ニュースでも流れたし大槻教授もコメント済み。
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42位:既出:六甲山飛行物体ネタ。音が入ってないのでわからない、ヘリか鳥かすら。
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41位:既出:コロンビアの幽霊少女写真&映像。ニュースネタになった。ビデオは少し怪しいが、なんとなく本物っぽい。ただ、人集まりすぎ。

40位:ほん呪:懐中電灯で照らした一人の肩に露骨に血まみれの手。検証しようの無い闇の中の映像で、手が実体ぽ過ぎて作りぽい。

39位:初見・ほん呪?:アメリカの映像。背景のビルから人が飛び降りるが、現場では当日自殺事件などなかった。ほん呪でこのノリは定番か。悪戯で誰かが人形を投げた可能性が高い。落ちる前後、人間らしい動きがなく2時間ドラマの飛び降り映像みたい。

38位:映画「妖怪天国」:いぶまさとうの有名な映像。この映画、この箪笥の表面以外でもっとそれらしいものがあったと思う(箪笥の引き出しの中だったかな)。しかしひょっとすると、後者は捏造が判明しているのかも。USOでネタにしていた。

37位:ほん呪:ほん呪では定番のCGデジタル合成捏造。これは写真の合成か、平板的。気持ち悪さの表現が「呪怨」の影響モロ過ぎ。

36位:ネット(テレ朝か何かの昨年夏の怪奇特集に目玉で出た):廃墟マニアの心霊映像というのが国内外で流行っている。もちろんサイトがその源にある。少女が窓から入ってくる映像だが、カメラワークがいかにも少女が出入りするのをわかっていたような感じ。パンした端に都合よく全身きっちり映りこむのが怪しすぎる。

35位:オリジ:高千穂の高安河原の紹介映像、恐らく出演者の宮崎県知事への配慮だが知事自身が言っていたとおり有名な青島の廃墟ホテルみたいなののほうが視聴者としてはよかった、でもバランサーとしてほっとするネタを混ぜるのはアリ。

34位:ほん呪:いわゆる「霧映像」。ほん呪には多いが、まだ未熟なパーソナルCG技術では捏造しやすかったためだろう。形が面白い霧というのは夜間ランプで照らすとけっこうあるものなので偶然の可能性も高い。ただ、なんであそこでビデオまわしてたの?

33位:オリジ:和歌山の加太淡嶋神社(人形供養)ネタ。ハリセンボンのロケがけっこう可哀想でむしろおもしろかった。ポルターガイスト。

32位:古既出:TBSの独占、稲川樹海シリーズでも本人すらネタにした94年「闇の読経声」の映像。ただ全尺ではない、車中の映像も含めUSOではけっこうちゃんと再放送していた。

31位:ほん呪:生首が飛ぶ。余りに映像が悪すぎて、たんなるお化け屋敷のマネキン首が跳ねるところにしか見えない。

30位:ほん呪:事故現場で被写体の青年にまとわりつく少女。ものすごくクリアな映り方であるために却って醒める。単に少女が映ってるだけだし、カメラ目線が余りに作為的。カメラじゃなくて青年を見るだろ普通。昔見たときも思ったけど、「シックスセンス」の幽霊の影響が強い。

29位:オリジ:サイキックJ。初見でしたが、手品でしょう(苦笑

28位:ほん呪:初期の秀作。女子部屋飲みの最中、トイレの中に知らない女子が映る。平面的なのでポスターかも。

27位:ほん呪:これも初期のわりとガチぽい無人撮影映像。踏み切りに足だけが映る。

26位:オリジ:AKB48の廃墟ビル探訪。雑居ビルの中でも中華屋跡(店主が自殺したという噂)で撮影された心霊写真はいい具合に曖昧で信じたくなる。ただ、そのあと撮影したときの映像が再度流れたとき、その場所であきらかに棒に手袋かなんかをつけたようなのが揺れていて(番組ではそれも心霊扱いだったけど)多分作り。スタジオで何かが壊れたりするのも定番の演出だろう。

25位:ほん呪:なんでビデオとってんの?

24位:初見:海外のように見えるが多分国内ネタ。廃墟に背を向けてたたずむ男が二人映りこむ。映像が素人ぽくない。ブレアウィッチの最後のシーンの影響。

23位:ほん呪:鏡の中の顔が違うというやつ、「鏡もの」は時々ある。どうやったかはわからないし、作為的では無い可能性もあるが鏡のほうは人形ぽい。

22位:ほん呪:これも秀逸だった。ちょい作りぽいけど。

21位:ほん呪:有名。これは本物ぽく見える。

20位:オリジ:有名な座敷わらしの緑風荘、「えんじゅの間」に女子アナ一人で宿泊。フジの深夜でも女子アナが泊まっていたが、えんじゅの間はとれなかったらしく別部屋で当然撮れなかった。さいきんはえんじゅの間をとること自体が難しいみたいだ。今回もオーブとラップ音だけだが、あそこで撮れた試しがないので寧ろ成功では。人の気配もしたそうだし。ラップ音の後者はあきらかに指のようなもので机を叩く音で面白い。

19位:既出:アメリカのショッピングモールの無人カメラに映し出されたゴースト。ニュースでも流れた。ちょっとヘンな映像で、人間にしてはでかすぎるし生き物のような動き方をしていない。何かはめこみ合成のようだが、そういう作為が入った映像にも見えない。

18位:初見:イギリスで撮影されたという不自然に蒼い霧。人の立ち姿にも見える。しかし通行するマラソン選手たちが皆気づいていないこと、撮影者らも気づいていないことから光の加減のようにも思える。

17位:初見:イタリアのタクシーゴーストの捏造映像。ネタばらしあり。

16位:ほん呪:風呂桶の中の髪の毛。誤認可能性大。

15位:ほん呪:崖にしがみつく手。これは面白い。ネタとしたら巧いシチュエーションを考えたものだ。

14位:映画「女優霊」:有名。カメラサイドのスタッフの映りこみだろう。

13位:映画「アイ」:有名。あきらかに作為的。電車の棚の上にマネキンの首を載せたものがガラスに映ったものか。

12位:既出:ゴム人間写真。一般的には東スポ初出。DXでこの話をして都市伝説を作った的場氏、山口さんはこのために来たようなものだと思うのだが、カットになったらしく軽く流される。

11位:オリジ:ハリセンボンの和歌山帰りの心霊トンネルロケ。どこだっけ?京都?さいきんの番組は風評被害を防ぐため心霊スポットの場所をあきらかにしない。大したことはおきないが、全国で紹介されるのは珍しいスポット。

10位:ネット:ハイチのメカUFO。映画らしい。前にこのブログで紹介しました。

9位:既出:イタリアの軍基地でUFOが離陸するところが撮影されたという。ヤオイさん関連番組で一瞬だけ出たものだったか。あきらかに捏造のCG合成UFO。ふらふらしすぎ。

8位:古既出:メキシコのビルの裏を飛ぶ捏造UFO。初めておおっぴらにCG合成が使われた捏造UFO映像として有名。

7位:既出:キャトルミューティレーションの現場映像とされるもの。牛が雲に吸い上げられる。イタリアの馬映像よりもリアルだが(吸い上げられるときに牛が足を動かしたりしている)、リアルすぎて映画っぽい。だいたいなんで牧場を撮ってたの?

6位:オリジ:ロシア正教の悪魔祓いというもの。恐らくきちんとしたエクソシストではないのでは?あくまでオカルトでも「オカルティズム」に近い映像で、不思議は何も無い。

5位:オリジ:タイだったっけ?西遊記の登場人物が憑依して声が高くなって天国と携帯電話して最後は心霊手術するタウイさん。不思議は何も無い。

4位:ほん呪:開いたコインランドリーから伸びる手。これは私も不思議だと思った。手が出てくるコインランドリーは狭く、人が入ってなおかつああいうふうにまっすぐ手を伸ばすのは難しい。映像が監視カメラなので画質が悪く、何かトリックを使っている可能性もある。手自体指すらはっきりしない白い光のようなもの。

3位:古既出:よく掘り出してきたもんだ、10数年前かなり話題になって各局に買われて撮影者の少年がほくほく顔だったが、たけしの番組かなんかで最終的に検証され、非常に偶然の形で映りこんだ撮影者の顔ということになったかと思う。捏造ではない。

2位:ほん呪:ちょっと本物っぽいけど、大槻教授の言うとおり窓際に「本物の人」が顔を出しただけだろう。

1位:既出:年末たけしの超常現象スペシャル@テレ朝で目玉として出た「隕石からエイリアンが飛び出して襲う」映像。確か捏造というよりテレビ映画かなんかだったと思う。

こんなかんじです。
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Commented by wither108 at 2008-03-03 21:54
大変よく分かりました。
タモリの「世にも・・・」の方が怖そうだな。
Commented by r_o_k at 2008-03-03 22:41
いや、この物量攻勢がいまどきのテレビらしくていいんです、トランスぽいですw
「世にも」のたぐいはあくまでドラマとして巧くできてないと・・・乱造されたものはあまりに時間の無駄だったりして。。。
by r_o_k | 2008-03-03 21:38 | テレビ | Comments(2)

by ryookabayashi