「アイ・アム・レジェンド」
2007年 12月 20日
いいから早くコンスタンティン2を撮りなさい。
静謐で緩慢な(オリジナルBGMが殆ど無い)リアリズム描写は好きなんだけど途中で飽きた。犬がとにかくかわいそうだけど、「親友」がゾンビに噛まれてゾンビに変化する映画なんて何本見たことか・・・コンスタンティンもそうだけど映像的に特有のセンスはあり、正統でもあり、ただ、演出と編集、そして何よりとんでもなく原作を単純化しすぎた脚本が駄目。終演後の落胆の嘆息がこんなにほうぼうで響いた作品は最近滅多にないなあ。☆ひとつ。第一週で、23ナンバーズがガラガラでこの映画がかなり入ってるのは納得がいかない。この監督、とっぴな才能は無いのがはっきりわかった。精度やガジェットで魅せる人なのに、この古臭い本に基づいた、しかも本の意図をはっきり履き違えた余りにハリウッドじみた筋の常道ぶりに落胆。いや、ほんとゾンビや仲間はいらないから、ひたすらNYでの孤独な生活を描いてほしかった。ゾンビの怖さだけは認める。ただ、あれってバイオハザードだよね。
なんで誰もいないはずなのにゾンビがいる理由はなぁに?
ネタばれでもええから教えて。
市民を悪性ウィルスから救うためにそのウィルス自体を遺伝子操作して作られたワクチンが、逆に市民をゾンビ化(原作では吸血鬼化、そのため日中は活動できず夜もしくは闇に跋扈する設定が今回鍵として使われています)するウィルスと化し、様様な感染方法で全世界に広がった、免疫をもった一部の人間も次々と食われてしまい、NYでは唯一生き残ったウィル・スミス(前リメイク作(今回は二回目のリメイクです)ではチャールトン・ヘストン)がゾンビたちに見つからないよう隠れ家の地下で自分の血液をもとに一人血清の研究を続けている、という設定です。
つまりはバイオハザードがパクったわけです。
本当に一人だったら面白いのにな。
たった一人で原子炉を制御し、プラントを動かし、なんとか生活をする。
するとある時ラジオにかすかになにやら電波が。
その発信源をなんとか特定し、そこに行くと・・・
ってなのをちらっと想像したのだけどなぁ。
興行的なことを考えるとバイオハザードにせざるをえなかったのでしょうけど。雰囲気的には寧ろインビジブルに似てるかもしれません、作りこみのチープさ含めて。
>するとある時ラジオにかすかになにやら電波が。
その発信源をなんとか特定し、そこに行くと・・・
これ、確か「オメガマン」のほうではいくぶん似たような感じがあったと思います。チャールトン・ヘストンは猿の惑星から脱出したばかりでwけっこう勇猛で積極的だったと思いますが、ウィル・スミスはナイーブで受身な、PTSDにやられてるぽい役どころなだけに、「向こうのほうから来るのを待っている」そして「来てくれたけど結局・・・」という設定です。
電気はしかしほんとに、どうやって生み出してるのか不思議でした。
俺も小さい頃見たような記憶があるのだ。
だからラジオ云々を書いた。
あの時はなんだ結構たくさん生き残っていたじゃんって事で昔のアメリカ映画の超ご都合主義的ハッピーエンドだったけどね。
今朝はなんと北朝鮮に行く夢を見た。
それも仕事で。
ソウル経由で平壌へ。
平壌近くの遊園地みたいなところに行くところが特に印象的で、みずぼらしい姿の人々がたくさん歩いているのを見て、あぁやはり暮らしは大変なんだなぁとか思っているのだ。
で、仕事が決まっていったん日本に帰る事なり、荷物をまとめていると、
あれ、北朝鮮に行くためのチケットはどうしよう。
そんな金なんてないぞと思ったところで目が覚めた。
給料日は25日なんだよね(^○^)
確かに今は金がなぁ~い。
あぁ良かった!北朝鮮に行かなくて。
早回しとストップモーションを織り交ぜたリアリズムの極端な煽りもまた時代だなあと思います。吸血鬼は飛び跳ねたり無意識に攻撃してきたりもせず、ジェダイのような黒い衣装で歩き回り、日よけの仮面をかぶって「ファミリー」と称して群れ、機械を「世界を滅ぼしたもの」として忌み嫌い、ヘストンの「古い思想」を憐れみ、「仲間」がやられたと言って相談しあい戦略を練り、街中で暴動を起こしたり(これも「現実世界の隠喩」ですねー)ひたすら人間臭いテロ行為をしかけてくる。私は昼間のテレビで見ましたが、最初は筋がよくわかんなかったです。独り言ばっかり言い他人の存在の幻聴に悩まされるヘストンが理解できる年齢じゃなかったというのもありますが、誰もいないので盗難し放題、暗がりの吸血鬼乱射し放題というワイルドさもまた時代でした。
夢をよく見ますね。心情的な部分がリアルですねー。心情がすべてなんでしょうけど、夢って。
GT-F570
フィルムスキャンも出来る。
ようやくそう言うものを買ったって訳だ。
これで中判の写真もupできるわけだ。
7980円だったんでまぁいいかなぁと思い買ってきた。
しかしスキャナーって新品も安いね。
必要とする人が少ないのだろうなぁ。
設定は猿の惑星にやっぱり似てます。ゾンビ=猿です。街中にミイラ化した死骸がごろごろしているのがリアルです、アイアムレジェンドでは死骸が出てきませんでしたが、清潔スタイリッシュな作風の監督ですし、死骸は存在しない、みんなゾンビになったということなんでしょうか。
地球最後のはずなのにたくさん人間出てきます。ヘストンが誰彼構わず発砲するので怖くて外出できなかったとか言ってます。台詞進行が多いです。
俳優がみんなカッコイイです。強い黒人の多いキャスティングですね~。
ゾンビのボス「マサイアス」を刃物で人質にとったりしますが最後は恋人がゾンビになってしまい、その後を追って槍で串刺しにされて十字架上のキリストのかっこうで死にます。マサイアスは町を占領したままこれで安心して眠れると言います。血清は子供をたくさんつれた他の生き残りに引き渡され、「もう町に用は無い」と。これっていわゆる「明日に向かって撃て!」パターンですね。
しかしこの映画で言う「地球」ってNY(「町」)だけのことみたいですね。。「NY最後の男」みたいです、しかも最後じゃないです。女もいます。
ラジオのシーンは出てこないので、別の映画ですねきっと。。
う~ん分からない。
スキャナーで例のものをスキャンしてみた。
ふむふむ。
かつて持っていたスキャナーと比べて随分解像力が上がったのだなと感心。
で、ふと思った。
プリントアウトしてはいけないだろうが、スキャンするのも違法行為なんだろうかね、野口英世さん?
赤瀬川方式で改変したもののみを電子的にのこした場合はどうなんでしょうね。そういえば小さい頃夜店で買ったという偽造古銭紙幣をもらってまだあるんですが、古銭ってどうなんでしょう。