雨季のいろいろ
2007年 09月 29日
ラジオ(無電)の発明草創時周波数をいろいろといじっていたら突然音楽が聞こえてきたと言う話が確かあったような。
まあ、いろんな団体が研究していただろうからかもしれないけどね。
こう言う話を番組の冒頭椅子に座った男が本を読む形で紹介していた。
その番組はNHKの伝説のドラマ「時をかける少女」だったのだよ。
あの冒頭のお話が結構怖かった。
筒井氏が真ん中にいました。どうもやはり、ああいう才能のある人は「特異なもの」を求め、評論家たちはそれを論理的に説明するほうにまわる。さとう珠緒の破綻しまくりで内面曝け出しのあざとい小説が最高評価を受けてたんですけど・・・周囲の反応はまったく逆。私は音楽もそうですけど、特異さは一つの評価点にすぎず、読みやすさや平凡さも重要なポイントだと思います。筒井氏がときどき酷くわかりにくいのは特異さに重点を置いたときですけど、昔の作品はあきらかに読みやすさに重心が置かれていて好きでした。