mixiサルベージ
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ものすごく久しぶりなのでちょっと書きます。沖縄に行くと多くの拝所を目にしますが、壊滅した拝所も又多くあります。渡名喜島で「ほかの島から来た神が休む木々」があると役場の資料※で知ったものの、地元の方に聞いてもよくわからず、結果、おそらく台風で博物館とともにほとんど失われたとわかったのはショックでした。雰囲気が厳かで良い、と聞いていたのに二本だけ古木が残り香炉もなく、脇の家の庭の木のが多かった。。
※元の姿:
宮古島平良、今年ですが、、何の事情かわかりませんが人魚伝承(あのへん多いですね)の御嶽が市の史跡めぐりの看板を残して更地になってました。
ネットで検索してもまだ健在時の写真が出るほど最近。大和井と人頭税石のそばです。2007年当時はこのようなブッシュでした。
何でも記録しておくものですね。
駐車場だそうです。。どこかに神様を移したとは思いますが、ちょっと残念でした。何か祀ったように僅かに木が残されてます。ガジュマルのような育つ木ではなく、深い意味はないでしょう。
以下はおまけ。
人頭税石は人頭税(この岩より背が高くなった人に課税する琉球王府の税、という話)とは関係ない説が濃厚ですが、頭に穴があいていて、昔からベーレンホイターの女みたいだなーと思ってました。一つ目の神様。宮古群島(だけじゃないと思う…)には石柱信仰があるとされます。幻の大陸と言われる、池間島くらいはある珊瑚でできた瀬の集積体、八重干瀬(正確には八重干瀬東、池間島/大神島北の離れた珊瑚礁)にも最近は領土保全のため灯台とヘリポートの設置されたフデ岩(筆島)があり、柱には見えないけど、降臨岩を神の柱のように言う人がいました。石庭の故新城定吉氏も兄妹神の妹の島としています。龍神とも。大神島のそばに見ることはできますが、上陸は釣り人くらいで、シーズンには池間島からの八重干瀬短時間シュノーケリングツアーで(近場で済ますということで)使われることもあるそうです。八重干瀬じゃないですけど。私も上陸はしませんでしたが近海で済まされたことが。
2017/10/5