怪奇!うちの部屋、妖怪が出るんですよ。
2010年 10月 15日
ひゅー、と生暖かい風が吹くんですよ。
あれ?
窓なんて開けたかな。
おかしいなあ、と思ったんですよ。
でもそれきり風はぴたり、と止んだんです。
思い過ごしかなあ。
と思ったら、
がさがさっ!
誰だ!?
表で何かが動く音がしたんです。
怖いな怖いなー
でもこのままにしておけないなー
泥棒だったら困るなー
そう思って
ちらりと窓のほうを見たんです。
うわあーーーーっ!
腰を抜かしてしまいました。
かっぱですよ。
ほら、頭に皿があるでしょう?
げろっ!
一言鳴いて、闇の中に消えてしまいました。
あー怖かった。
恐る恐る窓を閉めカーテンを引いたんです。
ぺちゃ・・・ぺちゃぺちゃ・・・
あれえ?
おかしいなーおかしいなー
今度は部屋の中から音がするんです。それも天井のほうから。
何かを舐めているような音なんですねー。
怖いけど見ましたよ。
思わず見ちゃったんですねー。
うわあーーー!
天井から赤い人型のものがぶらさがって、
こちらを見てにやりと笑った!
・・・
私びっくりして気絶してしまいました。
起きたら、まだ夜なんですね。
それで、また、生暖かい風がひゅーっと
頬を撫でていくんです。
窓もカーテンも、閉めたはずですよ。。。
あああーーーっ!!
私もう必死ですよ。
お前、誰だーっ
カーテンを力一杯開けたんです。
ろ、ろくろっくびだーっ!!
・・・
う、うーん。
いつのまにか寝ていたんですね。
窓もカーテンも閉まっています。
夢かと思ったんです。
もっとも、こうやって写真が残ってるわけですから夢のわけはないんでございますけどねー。
明日も早いからなあ、寝なきゃなあ。
嫌だな嫌だなー
何か変なんです。
誰かに見られてる気がするんですよ。
何気なく、本棚を見たんです。。
うわああーーーーっ
・・・
それから、わたし、家、帰ってないんです。
(稲川風)
使い回すなとか言わないの(姫ちゃんを誰が覚えてるんだ)